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この二つの韓国歴史ドラマ、「風の国」は現在BSフジで25話まで放映、DVDレンタルも順次リリースされている。一方「テジョヨン」は再放送でBS日テレで85話まで放映され、レンタル店においては全134話そろっている。
私はこの両方をDVDデッキのHDDに予約録画して観ています。
どちらがおもしろいかは視聴者の好みもあり、各自が楽しめればそれでいいのですが、この二つのドラマの評価は明暗がはっきり出てきている兆しがあります。
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「風の国」は「チュモン」のドラマで主演したソン・イルグクが主役を演じている。視聴者の皆さんは「チュモン」の完成度、おもしろさ、そしてチュモン役のソン・イルグクの魅力に堪能したことにより「風の国」のドラマに期待を寄せて観ている人が多いと思います。
しかし、20話を過ぎたにもかかわらず、なんとなく盛り上がりのかけた状況、スカッとするような戦闘シーンもなく消化不良のような展開が続いているような気がしますね。
25話での高句麗とプヨの戦のシーンの描写もたんぱくで熱い魂が伝わってこないのは残念ですね。
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私の個人的感想を言えばユリ王がどうもいただけないキャラで、このドラマの元凶のような感じがしてなりませんね。
また、ムヒュルを取り巻く人達にもキャラが弱く物足りなさがあります。
それとこのドラマには絶対的悪人キャラが存在してないのも盛り上がりに欠ける大きな要因でしょうね。
セリフの言い回しもよそよそしさに加え、切れ味のある、またしびれるようなセリフもお耳にかかれないですね~。
「風の国」を期待して観ているファンの方にもブログの中で不評を思わす内容のコメント、レビューなどを記しているようです。
さてさて、その一方で元気のよさを感じる「テジョヨン」ですが、主役”チェ・スジョン ”は「海神」で”ソン・イルグク ”と共演していましたね。
ご存知の方も多いはず!
今や、韓国歴史ドラマを代表する二人になっていますね!
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さて、「テジョヨン」のドラマの方ですが、いや~、いいですね~!
なにがって?
それはですね~、「海神」「チュモン」で物足らなかった部分をしっかりと補ってくれてますね。
わかりやすく言えば「海神」のドラマの場合、恋愛描写(三角関係)がどうも湿っぽかったですからね。
「チュモン」の場合は戦闘シーンが少なかったり、ストーリー展開にテンポが悪かったりしてジレンマを感じる所がありましたね。
こういった部分を解消し、厚みのある人間模様に加え、スカッとする戦闘シーンも多々あり長編ドラマでありながらテンポのいい展開が繰り広げられています。
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また、個性豊かなキャラが多く、悪役も色々なシーンで登場して主役たちをとことん追い詰めていく。
そして、敵味方問わず軍師といわれる人物が策を練ってそれぞれの主(武将)たちを助けていく。実にうまく描かれていますね!
主役のテ・ジョヨンがの身分から将軍になり、そして他民族からも慕われて大将軍になっていく姿は実に爽快感があります。
おっと~!義兄弟の契りを交わした弟分のコルサビウとフクスドルを忘れてはいけませんね~。テ・ジョヨンを兄貴と慕い忠誠を尽くす姿は感動もんですね。
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このドラマは夢、志が段々と大きなものになっていく。
その展開の中でのセリフは真のリーダーシップを問う内容のものも多い。
私の好きな武侠ドラマも人を説く内容が入っているので、与えるイメージはいささか違うもののこの部分では共通するように思える。
今回のそれぞれの主役を張ったドラマでは視聴者の皆さんにはどう印象づいたのだろうか。
テ・ジョヨン&チョリン 敵から恋仲そして敵!その行方は?
スカッとする戦闘シーンでもとくに良かったのが、敵将イムンを迎え撃つ戦いでグリーンベレーを思わせる戦略!なかなかおもしろかったぞ~!
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この表情は緊張感ないけどね!