昨日は、何とか天気も持ち直し、予定通り強化試合が出来た。
午前中は、仕事が多忙だったが、昼から手が空いたので久しぶりに
試合会場に向った。
そして京都に忘れた携帯電話がヤマト宅急便で到着
ようやく現代人に戻れた気分だった。
箱から携帯電話を取り出すと、見知らぬ番号から電話が
「〇〇と申しますが、本日の強化試合はどこでやられていますか?」
との事・・・なんじゃろ?と思っていたが
取りあえず、試合会場に
暑い中・・・試合は行われていたが
酒井監督の隣に見知らぬ男性が・・・彼が電話の張本人だったのだが
スポニチの記者の方で、酒井監督がロッテ時代の盟友だそうだ。
そして、酒井監督と記者の方の話に耳を傾けていて
色々と同感する話を聞けた。
我々中学硬式野球チームは、どういう主義の下理論の下に運営と指導を
しているか?
世の中には、本当に色んな考え方を持つチームが存在する。
そのチームチームで考えはあっても全ては間違いでは無いし否定は出来ない。
只我々オールスター福井にも基本となる考え方がある。
その第一が・・・
高校でも野球を続けて欲しいが大前提だ。
高校でも野球を続けて欲しいが大前提だ。
しかし、人間だ・・・野球をやっている中で新しいスポーツに興味を
抱く場合もある・・・それはそれで良い。
実際、卒団部員の中で、陸上選手になったケースもある。
しかし、彼も中学時代にオールスター福井で3年間耐え抜いて
痛みや苦しみや楽しみを学び違う世界に進んだ・・・天晴れな青年だ。
しかし、親としては多分心苦しかっただろうとも思える。
高校野球に進学して甲子園の舞台を夢見て来た親とすれば理解できる。
僕なんかは、言わば「コロナ世代」の親だ・・・
幼少から夢見て来た甲子園の舞台は中止
ようやく身体が大きくなった高校3年生では練習試合も一切なく
終ってしまったから・・・
少々話は外れてしまったが、小中学生はやはり体格がモノを言う。
まして、4月1日産まれの子と3月31日産まれの子
同学年であっても1年の差がある。
3月産まれでも身体の大きい子は居るが・・・この体格の差は歪めない。
その中で、酒井監督は記者の方に
「とにかく人と比べない・・・人は人それぞれの持ち前がある」
「慌てず、色々な野球を知って高校の舞台に送り出す」
等と話されていた。
野球の指導者をやっていれば、勝つ事は大事と考えるだろうが
本当の勝ちはいつか?だ。
勝てば官軍、負ければ賊軍の監督だが
その賊軍になっても子供の成長を考える
覚悟があると感じた。
オールスター福井は、正直中学時代にとてつもない成績を納めた事は無い。
しかし、卒団生の活躍を見て欲しい。
色々な高校で本当に活躍している。
「オールスター福井ヤングOB」
これが結果と僕は見ている・・・そしてこれからも
高校野球で活躍できる選手の育成・・・そして願わくばNPBの世界に
たどり着く選手が誕生して欲しいと考えています。
そんな強化試合・・・ジュニア戦が行われていたが
ジュニアキャプテンに「俺が来たら負けるんかい!」と発破を掛けたが
大差で負けていた最終回喰らい付いたようだ・・・
1点差では負けたが、諦めない気持ちは賞賛の値だ。
そして感じた・・・
お父さん審判本当にご苦労様です。
選手は攻守交替があるが・・・審判は試合中休めない。
暑くなりますが、身体には気をつけて子供を見守り下さい。
必ず報われますから!
審判をやる時は、朝味噌汁飲ませて下さいね・・・お母さん方!
塩分の濃~い味噌汁を!