本日は、お仕事お休み・・・決めていた。
一歩も出ずに家で高校野球観戦と。
1試合目・・・OB土角在籍の丹生VS若狭高校
後出しじゃんけんだが、若狭の先発は予想通り左の2年生だ。
終盤まで丹生ペースで9回・・・若狭の猛反撃で1点差
バッターは若狭4番大上君・・・丹生はエース井上君
素晴らしい戦いだった。
若狭高校今後も期待の出来るチームだと感じた次第だ。
北陸VS坂井は実力差がはっきりでた試合・・・
北陸高校は鬼門の啓新戦を勝ち抜いただけに堂々たる勝利だった。
そして本日大一番の敦賀気比VS福井商業
休みだし、お行儀悪いが1杯やりながら見るか~と缶酎ハイをプシューと
今大会初登板の竹下先発は予想通りだったが
ご覧のとおりこてんぱにやられて0-9の7回コールド。
今大会一番期待していた試合だけに愕然とした。
敦賀気比打戦・・・悪いが全く恐怖感が無い。
OB竹下も・・・パスボール気を付けろ!と独り言を放った瞬間
パスボール・・・パスボールだけで3失点。
敦賀気比の野球じゃ無かった。
唯一、OB丹尾・・・笑顔が良い!
竹下は3期連続での甲子園は絶たれたが、この悔しさをバネに
そして丹尾とライバル心を持って戦わないと来年の背番号1は
丹尾に奪われるぞ!
東天真・・・OBで3年生唯一の高校野球球児。
これで彼の高校野球生活は今日で終わりだが
有難うを伝えたい・・・良く頑張ったな。
この経験を今後の野球や人生に於いて忘れないで欲しい。
東史敬さん夫妻これ読んで今日は泣いて飲んでください。
~父から君へ~
少年野球で・・
同じユニフォームでグラウンドに立っていた。
グラウンドではコーチと選手。
我が子だからとグラウンドで厳しすぎたかな
と父が反省することもあった。
反省会は決まってお風呂で・・
お風呂を出る時に父子に戻っていたあの頃・・
中学野球で・・
同じユニフォームでグラウンドには立てなかったけど、
審判や草むしり・・
我が子が使うグラウンドでお手伝いをすることだけでも充実していたあの頃。
行き帰りの車が唯一の会話できる場所だったけど・・
疲れて寝ていたり、年頃のお子さんと少しずつ会話がなくなっていったこともあったね。
「男」と「男」を意識してしまい少しずつ会話がなくなっていったあの頃・・
高校野球で・・
もう同じグラウンドに立つことも出来なくなり…
スタンドからしか君の野球を見ることが出来なくなりました。
でも・・
小学生から高校生までずっと変わらなかったことがあります。
野球をしている君を『見る場所は』違っていても、父は君の「野球」をずっと見てきたこと。
それだけで、父は幸せだった。
そして・・
その『見る』ことも最後になった高校3年生の夏。
高校野球の最後に息子が咲いた場所は、ベンチかもしれないし、スタンドだったのかもしれない。
だけど、父は、我が子だけに当たるスポットライトをしっかり見ていたはずです。
高校野球最後の日こそ、我が子を「見て心に留める」
その「見留める」が本当の意味で我が子を「認めた」日になったから。
高校野球を最後まで続けてくれた君に心から
「有り難う」
君は自慢の息子です。
『息子』・・自分の心の子と書きます。
いつか高校野球のことを思い出話として一緒に酒が飲めるのを楽しみにしています。
~母からあなたへ~
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
服はブランド品から
チームTとジーパンへ変わりました。
チームTとジーパンへ変わりました。
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
靴はヒールから
スニーカーへ変わりました。
スニーカーへ変わりました。
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
深夜まで遊んでいた週末は
平日より早く起きる週末へ変わりました。
平日より早く起きる週末へ変わりました。
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
流行りの歌にはついていけなくなったけど
応援歌には詳しくなりました。
応援歌には詳しくなりました。
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
恋愛小説ではなく
栄養学の本をたくさん読むようになりました。
栄養学の本をたくさん読むようになりました。
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
お化粧にかける時間も少なくなり
シミも増えました。
シミも増えました。
でも・・
あなたが野球をしてくれていたおかげで
お化粧より素敵な笑顔が増えました。
お化粧より素敵な笑顔が増えました。
一つ一つのシミもあなたと私の野球史の証。
野球のルールもわかるようになり
スコアまで書けるようになりました。
スコアまで書けるようになりました。
人前で話すことが苦手だったのに
アナウンスも出来るようになりました。
アナウンスも出来るようになりました。
あなたを夢中にしている野球を少しでも知りたかったから。
私はバッターボックスに立てません。
マウンドにも上がることは出来ません。
だから…
あなたが帰ってきて元気がない時に…
あなたの大好きなおかずを明日のお弁当に入れておこう。
泥泥になったあなたのユニフォームを真っ白にしてあげよう。
言葉をかけることが難しくなってきた年齢だから、お弁当やユニフォームに私の「願い」を込めてきました。
私はあなたを応援することしか出来ませんが、あなたを応援できることが何よりも元気の源です。
高校野球最後の日に・・
グラウンドだろうとベンチだろうとスタンドだろうと…
一生懸命がんばったあなたを誇りに思っています。
がんばったあなただからこそ…
最後は…
置かれた場所でめいいっぱい大輪の花が咲いたはずです 。
高校野球を最後まで続けてくれたあなたは
「高校球児」であり「孝行球児」なのですから・・