福井県の高校野球を応援する爺様の言いたい放題!

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北陸高校優勝に終る・・・2023年夏大会 歴代稀に見る好ゲーム

2023年07月29日 | 高校野球 中学野球
午前10時福井県夏の甲子園予選決勝がプレーボールされた。

仕事が忙しいが少々テレビに噛り付いた。

解説は福井工大下野監督だ!

おっさんは、下野監督の解説が大好きだし本当に良い解説だ。

北陸の先発はおっさんの予想通り川上君・・・度胸のある顔をしている。

勝てば甲子園・・・負ければ夢の甲子園は絶たれる大一番

川上君の顔色はいい顔色だ。

上々の立ち上がりで無得点に抑えた1回裏の福井商業のマウンドは

川野君・・・ん・・・顔色が悪いし喉がからからのように感じる。

川野君・・・スライダーが抜ける北陸が先取点だ。

と2回裏打者川上君・・・バントを仕掛けて指を挟めて

無念の交代・・・涙を流していたが戦闘ムードは忘れず声を大にしていた。

そこから友廣君がマウンドに・・・その後は

8回表に福井商業が怒涛の3点

8回裏に北陸の小南君が2点タイムリーで勝負はあった!と思った。

しかしだ!9回最後の福井商業の攻撃

これぞ高校野球・・・出塁して涙

試合中に涙を流すな!と言うおっさんだが、気持ちが伝わるほどの

闘争心から溢れる涙だ・・・

手に汗握る決勝は北陸高校に軍配が上がったが

本当に素晴しい決勝戦だった。

歴史に残る感動ゲーム・・・スタンドで声援を送る選手・保護者

チアガール両チームの全ての人が輝いていた。

優勝監督インタビュー

「正しい生活」野球だけでなく生活までも人生までも指導した林監督

「ベンチに入れられなかった3年生・・・顧問の馬場、コーチの・・・」

回りの方々に感謝して敬意を放つ林監督・・・立派だった。

これで福井県の高校野球予選は終了だ。

28高校の3年生諸君本当にたくさんの感動を有難う!

そして、ご苦労様でした。

敦賀気比の東天真君・・・

OB唯一の3年生部員として再後まで頑張ってくれました。

3年生の春を過ぎても活躍している話は聞いていませんでしたが

夏大会前から成長を遂げ、見事最後の最後でベンチ入り

登板もして成長した姿を見せてくれました。

夢と感動を有難う!暫くはゆっくり休んで又次の世代で活躍をして下さい。



「孝行球児」
~父から君へ~
 
少年野球で・・
同じユニフォームでグラウンドに立っていた。
グラウンドではコーチと選手。
我が子だからとグラウンドで厳しすぎたかな
と父が反省することもあった。
反省会は決まってお風呂で・・
お風呂を出る時に父子に戻っていたあの頃・・
 
中学野球で・・
同じユニフォームでグラウンドには立てなかったけど、
審判や草むしり・・
我が子が使うグラウンドでお手伝いをすることだけでも充実していたあの頃。
行き帰りの車が唯一の会話できる場所だったけど・・
疲れて寝ていたり、年頃のお子さんと少しずつ会話がなくなっていったこともあったね。
「男」と「男」を意識してしまい少しずつ会話がなくなっていったあの頃・・

高校野球で・・
もう同じグラウンドに立つことも出来なくなり…
スタンドからしか君の野球を見ることが出来なくなりました。
でも・・
小学生から高校生までずっと変わらなかったことがあります。
野球をしている君を『見る場所は』違っていても、父は君の「野球」をずっと見てきたこと。
それだけで、父は幸せだった。
そして・・
その『見る』ことも最後になった高校3年生の夏。
高校野球の最後に息子が咲いた場所は、ベンチかもしれないし、スタンドだったのかもしれない。
だけど、父は、我が子だけに当たるスポットライトをしっかり見ていたはずです。
高校野球最後の日こそ、我が子を「見て心に留める」
その「見留める」が本当の意味で我が子を「認めた」日になったから。
高校野球を最後まで続けてくれた君に心から
「有り難う」
君は自慢の息子です。
『息子』・・自分の心の子と書きます。
いつか高校野球のことを思い出話として一緒に酒が飲めるのを楽しみにしています。


 
~母からあなたへ~
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
服はブランド品から
チームTとジーパンへ変わりました。
 
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
靴はヒールから
スニーカーへ変わりました。
 
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
深夜まで遊んでいた週末は
平日より早く起きる週末へ変わりました。
 
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
流行りの歌にはついていけなくなったけど
応援歌には詳しくなりました。
 
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
恋愛小説ではなく
栄養学の本をたくさん読むようになりました。
 
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
お化粧にかける時間も少なくなり
シミも増えました。
でも・・
あなたが野球をしてくれていたおかげで
お化粧より素敵な笑顔が増えました。
一つ一つのシミもあなたと私の野球史の証。

野球のルールもわかるようになり
スコアまで書けるようになりました。
人前で話すことが苦手だったのに
アナウンスも出来るようになりました。
あなたを夢中にしている野球を少しでも知りたかったから。
私はバッターボックスに立てません。
マウンドにも上がることは出来ません。
だから…
あなたが帰ってきて元気がない時に…
あなたの大好きなおかずを明日のお弁当に入れておこう。
泥泥になったあなたのユニフォームを真っ白にしてあげよう。
言葉をかけることが難しくなってきた年齢だから、お弁当やユニフォームに私の「願い」を込めてきました。
私はあなたを応援することしか出来ませんが、あなたを応援できることが何よりも元気の源です。

 
高校野球最後の日に・・
グラウンドだろうとベンチだろうとスタンドだろうと…
一生懸命がんばったあなたを誇りに思っています。
がんばったあなただからこそ…
最後は…
置かれた場所でめいいっぱい大輪の花が咲いたはずです 。
高校野球を最後まで続けてくれたあなたは
「高校球児」であり「孝行球児」なのですから・・

孝行球児の諸君!有難う!