bon voyage!

ボディボーダー・ママののんびりオーストラリアライフ

travel bug

2004-08-06 | Weblog
もう当分旅はいいかな~と思ってたけど、
最近また発病してきた。

むずむずむずむず……

どこに行きたいかというと、
南米!!! 

バイロンベイにいた頃、海辺である旅人がこんなことを言ってた。

「バイロンは観光地化されすぎ!サーフィンするにも駐車規制が
厳しくて車を止めれない。ホント不便だよ。

ブラジルにいた頃は、馬に乗って海に行ってたよ。
サーフィンしてる間は浜辺の木に繋いでおけばいいんだ。」

このあまりにもワイルドな話に私は度肝を抜かれた。
私からしたらバイロンベイは自由の象徴のような町だったから、
それを「規制が多すぎる」っていう人の気持ちが良く分からなかった。
その話を聞いて以来、ブラジルで乗馬で海に行くのがちょっとした夢になった。


あともうひとつの理由は、言葉の通じない国に行くのが好きってこと。
もちろん英語圏も楽しいけど、言葉が通じない方が
シンプルにストレートに、相手と向き合える時がある。

自分が自由に操れる言葉だと、いくらでも自分の本心を
隠せるし、うまく誤魔化すことができる。
一時間話しても、心を許さず終わる空虚な会話もある。

でも言葉が通じない人との会話は、時間と忍耐力と
「この人の事を知りたい!」という強い意志が必要になる。
あと恥を捨てる覚悟も。
本当にくだらない小さなことでも、身振り手振りで一生懸命
伝え合わなければいけない。 
その分、それが伝わって会話が成り立ったときには、お互い
すっかり打ち解けて、偽りではない笑顔と心の繋がりが
生まれてる気がするのだ。

break out of the comfort zone: 心地良い、生ぬるい環境から抜け出す。
自分が慣れ親しんだ人間関係や生活環境に甘んじるのではなく、
自分と違う人々、違う環境にあえて身を置くことって
すごく大事だと思う。


photo: cairns, australia