僕は九州の山はまだほとんど知りませんが、紅葉の山としてより知られているのは、多分大船山の方でしょう。しかし今日は平治岳へ登ることにしました。昨日の久住山は混雑していたので、今日は少しでも喧騒から遠い山に登りたかったからです。途中、登山道が十字になっている大戸越までの間、誰ともすれ違うことはありませんでした。鮮やかな紅葉が次から次へと現れ、地図では1時間と表示されているルートが、気が付いたら倍の2時間たっていました。 . . . 本文を読む
今日も快晴です。山荘から少し下ると、久住山や大船山など大きな山々に囲まれた湿原・坊ガツルに出ます。ラムサール条約の登録湿地になっています。とても広いです。そして見渡す限りのススキ。陽光に照らされて、ススキが白く輝いて見えます。ここでは湿原の湿っぽさよりも、明るさの方が強く感じられます。こんなに明るい湿原は初めてです。 . . . 本文を読む
久住山からいったん下って、今度は九州本土の最高峰・中岳へ向かいます。途中現れるのが、鏡池です。ずっと乾いた雰囲気の景色だったうえに、想像より大きな池で、驚きました。しかも、見る角度によって水面が青から緑へ変化していくように見えました。 . . . 本文を読む
岩壁は猛々しく、稜線は情熱を抑えきれないかのように、あちこちの方向へ乱反射するように伸びています。中央に、ひときわ尖っているのが天狗岩です。今日はこの岩に登る計画はありませんが、見るだけで力が漲ってきます。スタートして5分もしないうちに、登高欲をかき立てられる山ははじめてでした。 . . . 本文を読む
中では、三俣山の頂上が三つに分かれて見えるのが特徴でした。それ以外は、これらの山々には突出したものがあまりありませんでした。しかし、同じような山の集まりであることが貴重なところだし、それがくじゅうの山並みに広がる、何とも言えない開放感のカギになっていると感じられます。山頂からの眺望は、どこをとっても本州の山とはまったく違うものでした。 . . . 本文を読む
ススキも紅葉も美しかったです。九州らしい山とはこういう山なのでしょうか?紅葉は色づいているのに、秋らしい感じが出ていないと思いました。気温の高さもあいまって、何とも言えないほど大らかで、温かい雰囲気でした。本州の山とのギャップに戸惑いを感じるほどでした。 . . . 本文を読む
噴火によってできた溶岩ドームの平成新山は、長崎県の最高峰になりました。普賢岳の頂上へ立つと、特徴的な突起のある平成新山を目の当たりにすることができます。登ることはできません。噴火してから間もない山だという雰囲気が漂っていました。それに、悪役は俺が引き受けた!みたいな、山の形が何ともいえません。 . . . 本文を読む
開聞岳には春の初めに行ったものの、九合目で引き返すことになりました。雪が相当積もっていたからです。3月初旬の鹿児島なので、まったく予想していませんでした。麓では菜の花が咲いているのにです。聞いたところ、「今朝の6時から」わずかの時間で積もったものらしく、昨日まで雪はなかったそうです。 . . . 本文を読む