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八甲田山・田茂萢岳(1,324m) (つづき)
ロープウェーの駅を出ると、最初からすごい積雪ですが、まわりは雪が踏み固められている場所もあり、少しだけ歩くことができました。樹木と同じようにスノーモンスターと化したレーダー施設を越えて、丘のような場所まで登ると、八甲田大岳(1,584m)から、井戸岳・赤倉岳へ続く稜線が見渡せました。2年前に登った山がすべて雪に覆われているのを、眺めることができて感動しました。また、大岳と井戸岳の間に「大岳鞍部避難小屋」(2年前には中でお昼の弁当を食べました)が建っているのも分かりました。一度歩いていなければ、小屋の存在には気づけなかったでしょう。
外に出ているのは30分ほどでした。風はそれほどでもなかったですが、気温はとても低く、骨にまでじんじん寒さが伝わってくる感覚でした。また、カメラのシャッターを切るときには手袋を外すのですが、これには1分も我慢できません。もっともロープウェーの乗り場へ戻れば暖房が効いていて安心できます。
歩いた後は、2階のレストランでパンケーキとコーヒーをいただきながら雪景色を楽しみました。
(撮影:2016年3月上旬)