焼石岳(1,547m) ((1)のつづき)
紅葉は中沼の先、銀明水避難小屋にかけても続いていました。立派な避難小屋です。
焼石岳の登山道は、中沼登山口から山頂までの標高差がおよそ800mで、一日で歩くにはほどよい感じです。それに対して、水平距離は6kmあります。ということは、なだらかな登りが続くのか、あるいは途中にアップダウンが隠れているかのどちらかです。はたして、ここ焼石岳は前者の方でした。
さらに登ると、紅葉は終わりました。山頂直下には、中沼よりずっと小さい、泉水沼という沼があります。名前は泉でも、泉のように水が湧いていることはないようです。この季節は、雨以外に水が供給されることはありません。水面は半分くらいの大きさになって、水深も浅そうでしたが、それでも水はきれいでした。
枯草の色をした地面だけが明るいです。
(登頂:2014年10月中旬) (つづく)