小川町駅は、池袋を出発する東武東上線の電車の終点です。線路はその先の寄居駅まで続いていますが、今は池袋と寄居を直通する電車は走っていません。
この駅を起点に、アイゼンを使って冬の堂平山や大霧山へ登ったのが、印象に残っています。中でも堂平山は、876mの低山ですが、自分にとっては初めての雪山登山でした。
小川和紙は1,300年の歴史があり、「ぴっかり千両」と言われたほど栄えたといいます。
埼玉県のほぼ中央、山に囲まれた小川町には、晴雲酒造・松岡醸造・武蔵鶴酒造、3軒の蔵元があります。
駅から10分ほどの、温泉「花和楽の湯」で飲み比べセットをいただき、すべて買って帰りたかったのですが、その日に手に入った唯一のお酒が武蔵鶴酒造のお酒でした。3つの中ではもっとも辛口で、すっきりした味わいでした。
日本酒造りにも紙漉きにも名水は欠かせません。
雪の大霧山頂上。
小川郵便局の風景印にも紙漉きの場面が登場します。