心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

東京で初雪と紅葉のコラボレーションを楽しむ 高尾山~小仏城山(2)

2016年11月30日 | 奥多摩・高尾・陣馬


高尾山(599m)・小仏城山(670m) (つづき)

 小仏城山から景信山へ続く道へ入ると、整然とした、ひっそりした植林帯に変わります。何回も歩いたことのある道ですが、今日はいつもより暗く感じられました。道には雪は少なくても、雪解け水なら多くありました。
 すれ違った人に聞いてみると、「陣馬山にかなり近づかないと」、しっかりと雪山らしい道にはならないということでした。もう午後1時を回って、陣馬まで歩くのは無理そうです。


 そこで、今日は小仏城山から高尾山に折り返すことにしました。これなら紅葉と、少しの残雪を、明るい雰囲気で楽しむことができます。時間に余裕があるので、城山茶屋でいつも注文するなめこ汁(250円)をゆっくりいただきました。さっき2時間ほど前に「もみじ台 細田屋」でなめこ汁をいただいたばかりです。あちらはなめこの他にミツバが入っており味噌仕立て、こちらはとうふが入った醤油仕立てでした。どちらもおいしいです。お品書きの札には、「目に言う」と書いてあります。桜の季節ならビールも飲みますが、今日の寒さでは注文しようとは思いませんでした。




 春は一面のお花畑になる斜面も、今日は一面雪です。秋にびっしりヒガンバナだったところも雪です。
 それでもさすが城山、寒いのに花が咲いていました。見たことのない花で名前が分かりません。


 天狗の彫り物の、鼻の上に雪だるまがありました。今日はあちこちで小さな雪だるまを見つけて楽しめました。まだ11月なのに雪が降ったから、作る人も張り切るのでしょう。


 (登頂:2016年11月下旬) (つづく)



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