御在所岳(1,212m)・国見岳(1,170m) ((2)のつづき)
ロープウェイのかかっている山といえば、地元の筑波山が思い浮かびます。御在所岳のロープウェイは、大きな搬器2台の筑波山と逆に、小さな搬器が何十個も行ったり来たりしています。
南の鎌ヶ岳を横切るように動くロープウェイが絵になります。鋼索の線と、鎌ヶ岳のはっきり分かるピークとが、ぴったり接している場所があります。
白く高い鉄塔は61mもあり、昭和34年に開業して以来、今もロープウェイの鉄塔では日本一の高さだといいます。
北には釈迦ヶ岳が見えます。この山も登ってみたい山です。3つのピークが横に並び、左から右から、尾根がスーツの襟のように伸びています。
「山と高原地図」(昭文社・2013年版)では、中道登山道には「危」マークが2か所出てきます。
そのうち、難しいと思ったのは西側の、標高の高い方の「危」マークでした。正確な位置は分かりませんでした。
終盤、大きな岩壁の横を進む途中に、足場の分かりにくい場所がありました。
後で振り返ると、なかなかすごいところを登って来たなと思える、豪快な岩場でした。
ゴールデンウィークらしく、人出はとても多かったです。登山道ではいくつか渋滞が発生し、30分ほど多く時間がかかったと思います。
(登頂:2013年5月上旬) (つづく)