心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

百名山の麓をたずねて (9)丹沢山 大山ケーブルカー

2021年05月31日 | 百名山の麓をたずねて



 丹沢・大山の阿夫利神社に向かって、ケーブルカーが出ています。高低差は278mです。麓の大山ケーブル駅と終点の阿夫利神社駅との間に、大山寺駅があります。
 途中駅のあるケーブルカーは珍しいです。例えば、強羅から早雲山へ向かう箱根登山ケーブルには、途中に日本一多い、4つもの駅があります。
 大山ケーブルの特徴は、2両のケーブルカーがすれ違う地点に駅があることです。これは日本では唯一です。
 乗り場案内は、「線路にロープのある方が上り ロープのない方が下り」と書いてあります。1番線が上り・2番線が下りと、決まっているわけではありません。考えさせられる案内です。
 赤色と緑色のケーブルカーは、小さいパンタグラフが先頭に2つ並んでいて厳めしく、反対に車体には丸みがあり、外国の電車のような雰囲気が好きでした。2015年になって、新しい車両に置き換わりました。 
 大山寺には「かわらけ投道場」があります。崖に向かって、かわらけ(土器)を投げます。下には赤い輪があり、かわらけがここをくぐると幸運をもたらすそうですが、難しかったです。ただし、「投げる事が厄除になります」ともあり、投げるだけでもいいことがあるようでした。





コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。