経ヶ岳(633m)・仏果山(747m)・高取山(705m) (つづき)
やや寝坊気味で家を7時過ぎに出て、小田急の新宿を8時31発に出る急行で本厚木まで行きます。急行電車は普通の通勤電車と変わらず、本厚木駅も想像より賑わっていてまるで大都会でした。登山に行く感じがしません。小田急線は、大都会ばかり結んで走っているような気がします。
本厚木からは、神奈川中央交通のバスに乗って半僧坊まで行きます。「半蔵門」と言い間違えそうになります。あるいは、「僧」と「坊」のどちらが先だったか、思い出せなくなります。降りたところは郊外の住宅地の雰囲気でしたが、近くに登山口への標識が出ていて、歩く方向はすぐに分かりました。
「田代半僧坊 曹洞宗 勝楽寺」という石碑があり、とても落ち着いた寺院があります。ゆっくり歩いてみたいです。遅刻したことを少々後悔しました。今度はお寺だけ参りに行こうかと思います。
登山口にはどういうわけか、荷台が上下逆になったトラックが止まっていました。事故でしょうか。道はひどい泥濘になりましたが、すぐ終わりました。しばらく沢沿いを緩やかに登っていきます。
落葉した樹々がいい景色を演出していました。
冬ならではです。冬ならではというより、丹沢ならではでしょうか。
最初のピーク・経ヶ岳へは、急な傾斜も交え、扉の付いた鹿除けの柵をこえたりしながら、登山口から1時間半で到着しました。とてもいい看板です。柵はいくつかすき間が空いていて、これで役に立つのかと思いました。
(登頂:2015年12月中旬) (つづく)