ニューヨーク/世界発~徒然草~

ニューヨーク在住の筆者(M)と世界中を飛び回る筆者(T)が綴る、自由気ままな日記帳

18ヶ月検診:セリアック病? 成長障害?

2011年07月01日 | Weblog
18ヶ月検診に行ってきた。特に何も心配するところはなさそうなのですが、身長と体重の伸び悩みが指摘された。とはいえ、ゆるやかな曲線を描いて成長している。単なる遺伝的なちび太ちゃんだと思うのですが。。。

確かに偏食気味。味噌汁、納豆、ごはんが大好き。でも、基本的には噛むのが嫌い。困ったもんです。顎の発達を考えると、是非とも噛むことを学んでもらいたいんだが。。。偏ってはいるものの、しっかり食べている時もある。食べても体重の増えが悪いなら、小児の慢性栄養障害の可能性があるかもしれないとのこと。病的なものではないと思うけれど、一度検査をすることに。セリアック病と成長障害。

セリアック病とは、グルテンに対するアレルギー反応に自己免疫疾患。欧米人に多いようで、アメリカでは100人に1人の割合で患者がいるらしい。セリアック病の患者がグルテンを含有する食物などを摂取すると、免疫反応がきっかけとなって自己の免疫系が小腸の上皮組織を攻撃して炎症を起こし、これによって絨毛などを損傷し、また上皮細胞そのものの破壊にまで至ってしまう。この結果、小腸から栄養を吸収出来なくなり、食事の量などに関らず栄養失調の状態に陥るらしい。下痢などの症状を引き起こす場合もあるが、そうとも限らないようだ。ウンチが異常に臭うとか、回数が多い場合もあるみたい。患者はグルテンを含まない食品を摂る事で症状悪化を防ぎ、小腸の機能を回復する必要がある。残念ながら完治させる方法が無い為、グルテンフリーの食生活は生涯続けなければならないとか。パンやパスタが好きな急須ちゃん。せりアック病じゃないといいんだけどな。

成長障害(failure to thrive、FTT)とは病気や心身機能の障害などを原因として発育過程に問題があることをいう。低身長であるということが成長障害の中でも多く取り上げられる事柄らしい。私自身、身長150cm。かなり低いほうです。うちの大黒柱サンは170cm台。彼の一家も、決して大きい方ではない。つまり、病的なものではないと思うのですが。。

あの小さい体から8本も採血された、急須ちゃん。必要なかったら、血液検査とかしたくないなあ。痛々しい、泣き叫ぶ姿はみたくないもん。今月はドクターアポがいくつかあるけど、痛がるような検査が無いことを祈るのみ。とりあえず結果に応じて、対応していこうと思う。セリアック病も低身長の成長障害も、治療法がないわけではない。あまり悩まずに、ゆとりを持って接して行きたいと思う。