今日は「サウナイキタイ」で紹介文を読んで、興味を持った「山の湯」へ。
場所は、前行った「ミスターチキン」そばの住宅街。
NAVITIMEを頼りに、「こんな場所に銭湯なんてあるのか?」と思いつつ路地を進むと、ありました。
正に都会の秘湯。
スチームサウナが無料と聞いていたのですが、入口の「三丁目の夕日」感に「大丈夫か?」と心配になりました。
傘をロッカータイプの傘立て?にしまい、靴も下駄箱へ。下駄箱の模様が男女別に赤と青の市松模様になっていて、お洒落。
そしてなぜか脱衣所の入口が自動ドア。自動ドアをくぐると昔ながらの番台スタイル。因みに女湯には目隠しの暖簾がありました。
脱衣所も正に「三丁目の夕日」。小学校以来だよ。あの体重計。ソファーもオバアちゃん家にあったソファーだし・・・。掃除は綺麗にされていました。
浴室は、真ん中に湯槽という変わったタイプ。女湯のペンキ絵は河口湖と松島?とどこかの田舎の風景でした。
カランが湯槽を囲うように18個。立ちシャワーが2ヶ所。シャンプーとボディソープが3ヶ所に置いてありました。
カランの前によくある段差?がなぜか高い。よく見るタイプは足を上げて洗うためにある位の高さなのですが、ここのはなぜかよく見るタイプの倍の高さでした。
なんでこんな高さなのか?と思っていたら常連のご婦人が答えを見せてくれました。そのご婦人は背中を洗った後、固定シャワーを出しシャワーに背を向けて段差に座ったのです。なるほど!と思いましたが、背の高い私には無理そうなので普通にいつもの「ターミネータースタイル」で背中を流しました。
お楽しみのスチームサウナですが、非常にマイルドなスチームサウナでした。室内の温度計は40度。ヨモギを含めた8種類の漢方がジンワリと身体を温めます。ルビーパレスのヨモギスチームサウナは、「ヨモギ」ってくらいヨモギが主張してきてカウンターパンチを食らわす位の熱さなんですが、ここのは小声で「ヨモギ」って言ってペチペチ殴ってくるタイプのサウナ。
常連のご婦人達の年齢層高めなので、この方が身体にも負担が少ないのではと思います。
因みに、お客は入っている時でも私を入れて3人。スチームサウナは貸しきりでした。
独りでのんびり秘湯気分を感じたい時にオススメの銭湯です。