骨髄異形成症候群(MDS)と向き合う

2020年1月末梢血幹細胞移植 
2023年7月再発 
2023年12月臍帯血移植

絵本 ぶたばあちゃん

2019年08月24日 | 日記

子どもが小さかった頃、 童話を書いて雑誌社のコンクールに応募していた時期がある。

ド素人の私でも何回か佳作まで残してもらって 小さな楯と図書券3千円分をもらった。

子育て中は仕事をしていなかったので 3千円の図書券は非常に有り難かった。


最近になって

また応募してみようかなと心が動き、

先ずはいくつかの絵本を読んでみることにした。


7月の検診日、病院の図書コーナーでのこと。

予約時間にはまだ間があったので イラストが可愛い「ぶたばあちゃん」という絵本を手にとった。

ぶたのおばあちゃんと孫娘が仲良く一緒に暮らしている。

ほのぼのした書き出しだったが、

何とその内容は 死期を悟ったぶたばあちゃんの終活だった。

絵本なのに・・・・・。


その日の診察では数値下降のため急きょ骨髄穿刺をおこない、

病気の進行を改めて言い渡された。


病院の図書コーナーは持ち寄りの本でなりたっているようだ。

良いことではあるが、 病気で死期を悟り、孫娘とお別れ・・・・・

なんて本は置いてほしくなかったな。

私が不治の病でなければ

「とってもいい本ですよ!」 と紹介できたかもしれないけど。

よりにもよって なんでこの本を手にとってしまったんだろう。


童話をかきたい! という気持ちはその日で失せてしまった。



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