骨髄異形成症候群(MDS)と向き合う

2020年1月末梢血幹細胞移植 
2023年7月再発 
2023年12月臍帯血移植

前向きは難しい

2018年02月21日 | 日記
定期検査に行ってきた。


今回の採血は小さな注射器に1本だけ。

注射器にじわじわと吸い込まれていく血液。
血液がその注射器を満たすまで目を凝らして見ていた。

血液?
これは血液の色じゃないでしょ!?
「血は赤い」という概念があったけど
これは血の色ではない。

古くなって酸化した赤ワインを暗いグレーの水で薄めたような
言葉では表現しがたい色。

どんなに目を凝らしても「赤い色」を感じない。

悪い予感。

結果、
先月は白血球が3400まで戻り、再び2000代から3000代に帰れたことを喜んだが
今回は2610。
3400→2610 って、こんなに一気に落ちてしまうの?
このペースで減っていくと3か月後には白血球は無くなってしまうよね!?

他の結果は

赤血球 298→278
ヘモグロビン 9.3→9.1(再び8代になる日が近いのか?)
血小板 23.7→25.0
好中球 31.4→25.7

希望は持てない。

「前向きに生きる」って
今の私には 無理! 無理!

帰りのJRの電車の中、
連れ合いと話をする元気も無く、

高齢の義母の介護の今後と自分の終活に思いを巡らせ、
数えきれない程のため息と脱力で
座っているのがやっとだった。





コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。