骨髄異形成症候群(MDS)と向き合う

2020年1月末梢血幹細胞移植 
2023年7月再発 
2023年12月臍帯血移植

猫の手も借りたい

2023年08月07日 | 日記

昨日まで山を越えようかどうしようか

と、迷っていた大きな雲が

今朝はとうとう超えてこの町に下りてきました。

谷間に下りるもの、山の中腹に大きくたなびくもの

霧とも雲ともつかないしっとりとした空気で

町は久しぶりに柔らかい空気を取り戻し

 

と思いながら眺めているといつの間にか小雨が降っている。

 

今日は体調も良く穏やかな朝

なんだけど

夜はほとんど寝ていません。

理由の一つは身体中の痒み。

 

ビダーザを腹に打ち始めて3日目くらいから

徐々に注射の周りが赤くはれて痒くなる。

5日ほどでおさまって皮膚が黒ずむ。

ビダーザは7日間続けて打つので次から次へと痒みの範囲が広がっていく。

腹全体が赤くなり指の腹でかきつづけると皮がむけて痛みが加わる。

昨日あたりからこの症状はだいぶんおさまってきたものの

 

ビダーザを始めると同時に免疫抑制剤(プログラフ)の量を半減したために

ポツリ、ポツリと体のあちこちに発疹が出て(GVHDと思われる)

ビダーザが終わるころには体中に湿疹が広がって

掻いても掻いても無限に痒みが続く。

痒み止めの軟膏を塗るが大した効果は無く

アイスノンを借りて冷やす日々。

 

で昨日から内服の痒み止めを処方してもらいました。

 

これが結構効果があって痒みが半減。

朝夕2回

夕方の分は6時過ぎの夕食後にのみました。

今夜こそ寝られる!

期待を持ったのもつかの間

21時頃には体中の痒みがやって来て

またアイスノン。

一度取り換えて一晩中アイスノン

それでも痒みは落ち着かず

朝を迎えたのでありました。

 

私の両手は常に忙しくどこかを掻いていている。

それでも全体の痒みには追いつかない。

 

こういう時こそ

猫の手も借りたい!

それでも足りなければ蛸の足もお借りして。

本気でそういうことを考えながら夜明けを待ったのでした。

 

 



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