ホリエモン逮捕されたな

23日、とうとうホリエモン逮捕されたな。
虚業の錬金術の終焉だ。
しかし、主犯は財務・投資・金融担当の宮内亮治だ。某大物財界人の甥っ子で、後ろ盾を利用し、すき放題やってきていた。ＴＶや新聞に掲載されている彼の顔や発言を目耳にすると若き日の堤義明（旧・西武グループ会長）を髣髴させる。おごりと傲慢さ。
関係者の間では亡くなった野口英昭（ＨＳ証券副社長）は状況証拠から自殺とは考えられないようだ（警察の報道では自殺だけどね。波紋が大きいし、真犯人の隠密捜査からか？新聞も確証がつかめないと書けないけど、そのうち週刊誌が取り上げるだろう）。闇の世界が動いたかな？昭和の時代にはこのような殺傷事件はよくあった。（若い人は知らないだろうけど...怖い世界だよ）

ただ、頭のいいホリエモンは復活するだろう。形を変えて。

しかし、いつも云うんだけど、マスコミやメディアっていうものは本当に現金な奴らばかりだね。先週の初めまではホリエモンは「時代の寵児」ともてはやし、地検が入ったら手の平を返すように「犯罪人」扱い。格好の飯のタネだ。
新聞も雑誌も要は売れればよい。購読部数が伸びればよい。ネット証券の普及とともにホリエモンが若者に株式投資への興味・面白みを与えた功績なんて誰も取り上げない（個人投資家で相当な被害者が出るだろうけどね。フジＴＶほか機関投資家もだけど）。
ＴＶも同じ。視聴率が伸びさえすればよい。
住宅も食品も衣料も（衣食住）安く買えればよい（安全・安心は二の次。この消費飽和の時代に、企業も生き残り勝ち残る為には消費者に買ってもらわなければ話にならない）
大切なものに目をつぶっても...

ああ、またエロとは対照的な気性が顔を出してきたぞ。
この辺で止めておこう。