『アオイホノオ』おもろいやんけッ!

2014-09-08 21:26:07 | レビュー


『アオイホノオ』は、島本和彦による日本の学園青春漫画(2007年~2008年)。
テレビドラマ化され、2014年7月19日からテレビ東京「ドラマ24」枠にて放送。

時は1980年代初頭という設定。出演者(エキストラも含め)たちの髪型、ファッション。
神田川がどこからか聞こえてきそうな昭和感。
登場する自転車やバイク、学生たちの暗く湿っぽい下宿先(モルタル住まい)。
彼らの部屋の内装から備品(ティッシュ箱やカップ麺のデザイン)に至るまで凝っている。
時代考証OK。

神田川時代に次代のアニメ界を担うオタッキーたちの描写やこだわり(思い込み)故の
ちょっとトリップ感のあるセリフの妙。笑える。

深夜の番組(低予算)にもかかわらずところどころでめちゃ贅沢なところがある。

ドラマの中で比喩として取り上げられるかつてのヒットマンガがいくつも登場する。
『サイボーグ009』『あしたのジョー』『銀河鉄道999』『宇宙戦艦ヤマト』などなど
取り上げられたワンカットになんと当時の声優さんの肉声(生声)が聞こえてきてチョー驚き!!

気付いただけでも
『あしたのジョー』矢吹 丈 声 - あおい輝彦
『銀河鉄道999』メーテル 声 - 池田昌子
『宇宙戦艦ヤマト』艦長も当時のあの声
ほんのワンシーンのためだけに大御所たちをわざわざ収録のために呼んでいるなんて…
なんて…なんて贅沢...なんて豪華...!!

恐るべしテレ東。



主人公:焔 燃(ホノオ モユル)を演じる柳楽 優弥(やぎら ゆうや)は
2004年主役を演じた映画『誰も知らない』が第57回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、
当時14歳で史上最年少で男優賞を受賞した彼である。





この3人は個性的でユニークな役者さんだねぇ。
『変態仮面』でも共演していて記憶に残っちゃう。










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