男が「この女と結婚したい」と思うとき（Part１）

今日、横浜の「港の見える丘公園」を散歩してきた。

やはりいた。

愛におぼれ戯れている男と女が。

男女のいとなみが公然の場でくりひろげられるということは
いつ見てもなまめかしく刺激的だ...

しかし同時に、酔いしれている２人の姿を見ながら
「今だけだぜッ。その男のやさしさはッ！」
って女の耳元で悪魔のささやきをしたくもなった

「人の不幸は蜜の味」ってことばあるよね。
人間いじわるしたい気持ってどこかに潜んでるんだよね。
かかわるのはバカバカしいからしなかったけどネ...

しかし、なんで男と女の楽しみがバカバカしいと感じるのかなぁ？
「あんなに互いが夢中に、盲目にすらなれる時間って素晴らしいことなのに！」

男の胸に顔をうずめ身をあずける女
その女の髪を静かになでる男。

無防備な女の姿のいじらしさを感じつつ
（「人前で恥ずかしくないのかこの小娘はッ！」という気持やら、「俺もやりたいッ！」という男へのやっかみやら、ちょっと複雑な気持が入り乱れ）

多くの男の本当の姿は女の求める愛の世界に
いつまでもいられる生き物ではないことを知っているためか
男の姿が滑稽に見えてそう思うのかもしれない。

男と女の関係って“愛情”だけでとらえ考えがちだけど
（確かに愛情は大切。重要だ）
愛情以上により強く、より堅固に男と女を結びつけるものに
“便利”という関係がある。


つづく