なんとことあろうに8/1に尻ワレして大慌てで収穫したマルセイユの底コルクの割れ目から(追熟3日で)カニじゃあるまいし泡が吹出し始めたじゃあ~りませんか。
こりゃぁ発酵が始まってるのかい?
驚いて、こりゃあ追熟どころの話じゃないと
すぐに割って食べないと底から腐っていってしまう。
さっそく真っ二つに割ってみると
案の定、底から既に実落ちが始まっていました。
気になるのはこの状態での糖度。真ん中のワタ近くの果肉を取って糖度計に絞って計測すると
14度をはじきました。
「えッ...」 このえッはちょっと複雑な「えッ」でした。
最低目標の15度に届かずガッカリ と
一昨年(糖度計がなかったので経験値から一昨年のマルセイユは11~12度程度と推測)のモノよりは糖度はあるけど...
15~16度にいかないと自分の中で成功とは言い難く...
まッ、とりあえず甘さはあるだろうと(底の部分は切り落とし)切り分けて実食!
やはり14度あれば美味しい。果肉のほどよい弾力ある硬さ、香りや甘みのバランスもイイッ!
これで、一応一昨年の初収穫物よりはましなものができたことは確かでした。
何はともあれ美味いんで贅沢にガツガツ食べちゃいました。
いつも辛口のアマル母も(試食して)「今回のは甘いじゃん。おいしいよ!」と正直なほめ言葉をいただきました。
驚いたのが、皮近くの(オレンジ色が無くなるまで薄くなった)果肉までかぶりついて食べてみるとしっかり甘いんで
これにはちょっとビックリ。
一昨年はざっぱな栽培でマルセイユ栽培は失敗。今回は(自己評価だけど)ほぼ成功といっていいかもしれません。
ただ、栽培後期・果実の肥大盛期から灌水量を少しずつ減らしていき、糖度上昇期にもっていく水分管理をすべきところ。梅雨期(7月いっぱい)の長雨、圃場に流れ込む多量の雨水で、人為的な水分コントロールがままならなかったこと(露地栽培の難儀なところです)。これは今回痛手でした。
さて、他の追熟させているメロンはどれくらいの数値になるのかな?
G. F. Handel Ombra mai fu Leonardo Lopez Linares (baritono) Orquesta Buenos Ayres Barroco
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