先週の桃太郎ファイトに続いて今週も大きな感動がありました。
それは以前からちょこちょこカキコしていた“九重栗”かぼちゃ
3月土・畑作り、4月播種・育苗、5月苗の定植、6月開花・受粉(着果)、7月追肥・病害虫防除、
そしてとうとう8月収穫とあいなりました。
本来ですと今週10日以降がかぼちゃ(完熟果)の収穫適期なのですが、関東地方は先週(8/4)まで
戻り梅雨のような天気が続き、毎日、朝・日中・夜いずれかには雨、曇天の日が続いていたため
カボチャたちの完熟具合や果実が濡れた地面に接している部分(スダレ敷はしているものの)の腐敗など
ありやしないかと心配をしていたのでした。
(なんせ畑仕事<実家の菜園仕事>ができるのは週末のみなので...)
そんななか、8/3(水)夜、帰宅すると実家の講釈婦人(アマル母)から電話があり
アマル母 「あんたのかぼちゃたち、様子見てみたら大きなのと中ぐらいの2個の底が腐ってたよ!」
アマル 「えッ うっそ~」
アマル母 「うそじゃないよ ほんとよッ」
アマル 「で、どうしたの?」
アマル母 「だから、腐ったら大変だと思って全部採っちゃったよ!」
アマル 「えッ (またまた)うっそ~ 全部採っちゃった」
アマル母 「そうよ。」
アマル 「そんなぁ、あと1週間、もう少し完熟させてから採ろうと思ってたのにぃ~ッ」
アマル母 「でも、どれ見てもへたのところが枯れてたから大丈夫と思うよ」
「もう腐ったら大変だと思って必死に刈り取ったわよ。もう汗だくよ~ッ今日だけで20個採ったわよ。
お父さんもう役立たずだから、おかげで血圧上がっちゃたわよ。どうしてくれるのよッ」
アマル 「え~ッ(相変わらずワケのわからないムチャなことをいう。母の頭の中はどうなってるのか)」
アマル母 「まッ、なんでもいいけど、そういうことだからね、じゃねッ(ガチャ)」
アマル 「あッ(ことばを返す間もなくいつも話すだけ話して一方的にサッサと電話を切る母....)、
何だよ、全部採ったのかよ?これから熟成させようと思ってたのにぃ~ッ」
といったやり取りが先週あり、カボチャがどんな状態で刈り取られたのか週末が待ち遠しくありました。
そして日曜日。
実家に駆けつけ、台所にならぶ九重栗20個のカボチャを発見。
アマル 「おおおッ~、すっげぇ~ッ 壮観だぁ」
ちなみにその半分を縁側に並べてパチリ(アマル本格かぼちゃ栽培初収穫記念2011.8.7)
アマル母 「もう大変だったんだからぁ一人で畑ん中入って刈ったわよ」
「ほらこの2個の底が腐ってたからカットしたけど、これは濡れた干しわらが実の下にくっついてたから
それが原因で腐ったんでしょ。発砲スチロール皿を座布団敷きしたやつとかは大丈夫だったけど、
ヘタの部分はみんなコルク状になってたから大丈夫だよッ。心配ないッ」
アマル 「そうッ」(20個よく見るとみな果実とつるをつなぐ果梗(カコウ)部がコルク状に枯れていた)
「大丈夫そうだけど、あと1週間畑で完熟させたかったなぁ」
アマル母 「ダメダメッ、電話した次の日も雨降ってたし、あのとき刈ってて正解よ」
アマル 「・・・・」
アマル母 「試しに底が少し腐って削ったの昼に食べてみようかねッ」
アマル 「えッ、採ってから2週間ぐらい追熟させないとまだ水っぽくて美味くないよ」
「えッ(人の話聴いてんのかぁ~ッ」
アマル母は追熟させないと美味くないぞ~ッと話している最中に、まな板の上にカボチャをドカンと乗せ
包丁で切り始めた。
「なにッ エ~ッ...切っちゃうのぉ~ッ、もう食べちゃうのぉ~ッ
(OH! No~ What are you doing)」
なんちゅう、自己ちゅう、人の話などおかまいなし...
アマル母 「おッ、こりゃイイよッ 十分熟して種がぷくぷくパンパンに膨らんでる。ホラッ」
アマル 「あッ、ほんとだ」
アマル母 「色も濃くていいし、こりゃいいかもよ。
お前より何十年も昔からカボチャを見て食べてきてるからわかるんだよ」
そういいながら手早くカボチャをカットし、カボチャの煮物を作り出した。
そして昼食タイム。
テーブルに見た目よさげな(粉質・粉ふき感がうかがえる)煮カボチャが出てきた。
(これは九重栗かぼちゃの煮物画像でイメージ画像です)
アマル 「味はどうだった?」
アマル母 「食べてないからわからないけど、食べられるんじゃない?」
アマル 「(あッ、またあの憎たらしいセリフ)
えッ、食べてないの、(普通料理って味見してからだすものでしょぉに)味見してないの」
アマル母 「お前が作ったんだからまずお前が食べなさい」
アマル 「あッ、そう。」
(そして実食)
「うわぁ~うまい。ホクホクだよ母上」
「ちょっと食べてみてよッ」
アマル母 (実食)「うんッ、美味しい。食べられるじゃん」
アマル (あッ、まただよ)
「採ってから4日目で食べてこの食味(甘み・うま味)・ホクホク食感。
すごいんじゃない九重栗かぼちゃ。
大成功じゃない 万歳だね」
アマル母 「よくできました。 これから食べさせてもらうわッ」
アマル 「でもこんなに採って食べきれる?まだ畑に7~8個あるけど」
アマル母 「ぜ~んぜん問題ないよ。 カボチャは冬至まで持つし、時期が来たら冷凍しちゃえば
来年だって食べられるし、私とお父さんも大好きだから結構すぐ無くなるよ」
アマル 「そう?」
「これだけ美味いカボチャなら料理だけでなくお菓子やスープにしても抜群に美味いなッ」
「カボチャのプリン。ジャージー牛乳と健康卵黄&わずかにバニラビーンズ使ってもいいかな?
最高のものができそう」
くり抜いて器に使う細工より果肉だけで食べやすく楽しむ方がいいかも...
「あるいはカボチャのモンブランケーキ。これもこのカボチャなら濃厚なうま味と甘み粉質感があり、
これまた最高でしょう」
しかし、トップ画像にあるカネコ種苗さんの種袋にプリントされている「鮮やかな色と光沢!ずば抜けたうまさ」は本当でした。
果皮の緑色は極めて濃く光沢がある。ちらし模様はなく、細いストライプが入る。
果実は1.8kg前後で、果形は甲高で、ややハート型(たまねぎ型かも)。
果肉色は濃黄色で、普通のカボチャよりカロチノイド含量は極めて高い品種。
適期(開花後50~55日位)収穫での果肉は極粉質(ホクホク)で、それでいて口当たりがなめらか。
高級スーパー(KEIHOKUほか)などでは1/4カットで450円位~で売られていたような記憶があります。
去年は野菜作りの本に、「カボチャは吸肥力が旺盛なので肥料は控えめにしよう。肥料を施しすぎると蔓ボケや葉ばかりが茂り、雌花が落ちて実つきが悪くなる」というくだりを信じ、堆肥だけで肥料(元肥や追肥)を殆ど与えず栽培。
結果、生育とともに発生したうどんこ病への対応(殺菌剤散布)知識もなかったため、惨憺たる結果に終わりました。
そこで一念発起。
夏が終わり秋冬の間に、美味いかぼちゃ作りには何が必要か情報収集と科学分析(各種肥料効果・野菜と光合成ほか)、アマルの仕事で足りなかったところなどを洗い出し、今年はそこを補って実践。
途中ばら栽培のうどんこ病薬剤も役に立ち、最後には最寄農業事務所の農業生産技術・知識を普及する普及課へ問い合わせ、「ホクホクで甘いかぼちゃを作るためにはどうすればいい?」など普及員(指導員)の方から実践アドバイスをもらうなどをしました。
そして今日という日を迎えました。
よくがんばりました。
さあぁて、9月には九重栗プディングをつくろうっかな
ではでは
このあと、お中元・超特選「清水白桃」を食べてもカキコしたいんだけど...
また時間を見てカキコしま~す。
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それは以前からちょこちょこカキコしていた“九重栗”かぼちゃ
3月土・畑作り、4月播種・育苗、5月苗の定植、6月開花・受粉(着果)、7月追肥・病害虫防除、
そしてとうとう8月収穫とあいなりました。
本来ですと今週10日以降がかぼちゃ(完熟果)の収穫適期なのですが、関東地方は先週(8/4)まで
戻り梅雨のような天気が続き、毎日、朝・日中・夜いずれかには雨、曇天の日が続いていたため
カボチャたちの完熟具合や果実が濡れた地面に接している部分(スダレ敷はしているものの)の腐敗など
ありやしないかと心配をしていたのでした。
(なんせ畑仕事<実家の菜園仕事>ができるのは週末のみなので...)
そんななか、8/3(水)夜、帰宅すると実家の講釈婦人(アマル母)から電話があり
アマル母 「あんたのかぼちゃたち、様子見てみたら大きなのと中ぐらいの2個の底が腐ってたよ!」
アマル 「えッ うっそ~」
アマル母 「うそじゃないよ ほんとよッ」
アマル 「で、どうしたの?」
アマル母 「だから、腐ったら大変だと思って全部採っちゃったよ!」
アマル 「えッ (またまた)うっそ~ 全部採っちゃった」
アマル母 「そうよ。」
アマル 「そんなぁ、あと1週間、もう少し完熟させてから採ろうと思ってたのにぃ~ッ」
アマル母 「でも、どれ見てもへたのところが枯れてたから大丈夫と思うよ」
「もう腐ったら大変だと思って必死に刈り取ったわよ。もう汗だくよ~ッ今日だけで20個採ったわよ。
お父さんもう役立たずだから、おかげで血圧上がっちゃたわよ。どうしてくれるのよッ」
アマル 「え~ッ(相変わらずワケのわからないムチャなことをいう。母の頭の中はどうなってるのか)」
アマル母 「まッ、なんでもいいけど、そういうことだからね、じゃねッ(ガチャ)」
アマル 「あッ(ことばを返す間もなくいつも話すだけ話して一方的にサッサと電話を切る母....)、
何だよ、全部採ったのかよ?これから熟成させようと思ってたのにぃ~ッ」
といったやり取りが先週あり、カボチャがどんな状態で刈り取られたのか週末が待ち遠しくありました。
そして日曜日。
実家に駆けつけ、台所にならぶ九重栗20個のカボチャを発見。
アマル 「おおおッ~、すっげぇ~ッ 壮観だぁ」
ちなみにその半分を縁側に並べてパチリ(アマル本格かぼちゃ栽培初収穫記念2011.8.7)
アマル母 「もう大変だったんだからぁ一人で畑ん中入って刈ったわよ」
「ほらこの2個の底が腐ってたからカットしたけど、これは濡れた干しわらが実の下にくっついてたから
それが原因で腐ったんでしょ。発砲スチロール皿を座布団敷きしたやつとかは大丈夫だったけど、
ヘタの部分はみんなコルク状になってたから大丈夫だよッ。心配ないッ」
アマル 「そうッ」(20個よく見るとみな果実とつるをつなぐ果梗(カコウ)部がコルク状に枯れていた)
「大丈夫そうだけど、あと1週間畑で完熟させたかったなぁ」
アマル母 「ダメダメッ、電話した次の日も雨降ってたし、あのとき刈ってて正解よ」
アマル 「・・・・」
アマル母 「試しに底が少し腐って削ったの昼に食べてみようかねッ」
アマル 「えッ、採ってから2週間ぐらい追熟させないとまだ水っぽくて美味くないよ」
「えッ(人の話聴いてんのかぁ~ッ」
アマル母は追熟させないと美味くないぞ~ッと話している最中に、まな板の上にカボチャをドカンと乗せ
包丁で切り始めた。
「なにッ エ~ッ...切っちゃうのぉ~ッ、もう食べちゃうのぉ~ッ
(OH! No~ What are you doing)」
なんちゅう、自己ちゅう、人の話などおかまいなし...
アマル母 「おッ、こりゃイイよッ 十分熟して種がぷくぷくパンパンに膨らんでる。ホラッ」
アマル 「あッ、ほんとだ」
アマル母 「色も濃くていいし、こりゃいいかもよ。
お前より何十年も昔からカボチャを見て食べてきてるからわかるんだよ」
そういいながら手早くカボチャをカットし、カボチャの煮物を作り出した。
そして昼食タイム。
テーブルに見た目よさげな(粉質・粉ふき感がうかがえる)煮カボチャが出てきた。
(これは九重栗かぼちゃの煮物画像でイメージ画像です)
アマル 「味はどうだった?」
アマル母 「食べてないからわからないけど、食べられるんじゃない?」
アマル 「(あッ、またあの憎たらしいセリフ)
えッ、食べてないの、(普通料理って味見してからだすものでしょぉに)味見してないの」
アマル母 「お前が作ったんだからまずお前が食べなさい」
アマル 「あッ、そう。」
(そして実食)
「うわぁ~うまい。ホクホクだよ母上」
「ちょっと食べてみてよッ」
アマル母 (実食)「うんッ、美味しい。食べられるじゃん」
アマル (あッ、まただよ)
「採ってから4日目で食べてこの食味(甘み・うま味)・ホクホク食感。
すごいんじゃない九重栗かぼちゃ。
大成功じゃない 万歳だね」
アマル母 「よくできました。 これから食べさせてもらうわッ」
アマル 「でもこんなに採って食べきれる?まだ畑に7~8個あるけど」
アマル母 「ぜ~んぜん問題ないよ。 カボチャは冬至まで持つし、時期が来たら冷凍しちゃえば
来年だって食べられるし、私とお父さんも大好きだから結構すぐ無くなるよ」
アマル 「そう?」
「これだけ美味いカボチャなら料理だけでなくお菓子やスープにしても抜群に美味いなッ」
「カボチャのプリン。ジャージー牛乳と健康卵黄&わずかにバニラビーンズ使ってもいいかな?
最高のものができそう」
くり抜いて器に使う細工より果肉だけで食べやすく楽しむ方がいいかも...
「あるいはカボチャのモンブランケーキ。これもこのカボチャなら濃厚なうま味と甘み粉質感があり、
これまた最高でしょう」
しかし、トップ画像にあるカネコ種苗さんの種袋にプリントされている「鮮やかな色と光沢!ずば抜けたうまさ」は本当でした。
果皮の緑色は極めて濃く光沢がある。ちらし模様はなく、細いストライプが入る。
果実は1.8kg前後で、果形は甲高で、ややハート型(たまねぎ型かも)。
果肉色は濃黄色で、普通のカボチャよりカロチノイド含量は極めて高い品種。
適期(開花後50~55日位)収穫での果肉は極粉質(ホクホク)で、それでいて口当たりがなめらか。
高級スーパー(KEIHOKUほか)などでは1/4カットで450円位~で売られていたような記憶があります。
去年は野菜作りの本に、「カボチャは吸肥力が旺盛なので肥料は控えめにしよう。肥料を施しすぎると蔓ボケや葉ばかりが茂り、雌花が落ちて実つきが悪くなる」というくだりを信じ、堆肥だけで肥料(元肥や追肥)を殆ど与えず栽培。
結果、生育とともに発生したうどんこ病への対応(殺菌剤散布)知識もなかったため、惨憺たる結果に終わりました。
そこで一念発起。
夏が終わり秋冬の間に、美味いかぼちゃ作りには何が必要か情報収集と科学分析(各種肥料効果・野菜と光合成ほか)、アマルの仕事で足りなかったところなどを洗い出し、今年はそこを補って実践。
途中ばら栽培のうどんこ病薬剤も役に立ち、最後には最寄農業事務所の農業生産技術・知識を普及する普及課へ問い合わせ、「ホクホクで甘いかぼちゃを作るためにはどうすればいい?」など普及員(指導員)の方から実践アドバイスをもらうなどをしました。
そして今日という日を迎えました。
よくがんばりました。
さあぁて、9月には九重栗プディングをつくろうっかな
ではでは
このあと、お中元・超特選「清水白桃」を食べてもカキコしたいんだけど...
また時間を見てカキコしま~す。
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折角揃えた3点セットも空しく 余り観測する事が出来ず・・・切り上げて屋上から戻ってきました。
寝る前にPCをカチャカチャ!!
お縁側に並べられた★九重栗★の余りの凄さ・・立派さ・・に吃驚。。。しばし呆然としてしまいました。それにしても立派です
お母様とのやり取りもとっても楽しそうですね。声が聞こえて来そうです
全て完璧にこなされるアマルさんに~
今回も脱帽です
今夜は 星の夢が見られるかと思っていたのですが~夢には立派な【九重栗】が出てきそうです
さてさて。。どちらの夢に逢えるでしょう???
むかぁ~し昔(子供の頃)、宇宙や天体観測に興味を持って天体望遠鏡を買ってもらい覗いていたときを思い出します。
その望遠鏡は今も私の傍らにあります。
>お縁側に並べられた★九重栗★の余りの凄さ・・立派さ・・に吃驚。。。しばし呆然としてしまいました。それにしても立派です
ありがとうございます。我ながら立派なものができたと喜んでいます。料理にお菓子作りに気兼ねなくふんだんに使えます。
しかし昨日、近くのヨーカ堂食品売場で「長崎県産・九重栗」(やや小ぶりのもの)1/4カットなんと199円で売られていて
「やるなぁヨーカ堂!おいしいものを見逃さないねぇ。価格設定もすごいなぁ(いくらおいしいかぼちゃだからといって今の時代高い野菜は敬遠されるけど、高品質でおいしいものを少量・低価格で販売すると目を向けなかった消費者層も獲得できる(小家族・夫婦のみ・単身者が野菜を使い切りムダにしない小口・適量販売)戦略」と感心
>お母様とのやり取りもとっても楽しそうですね。
まぁ~自己中で驚かされることばかりですが、
元気で長生きしてくれれば何よりです。
>全て完璧にこなされるアマルさんに~
今回も脱帽です
誤解ですよ~ッ。
「全て」なんてとんでもない。
興味のあることだけ探究心がわいて動くんですけど、反面興味のないことはぜんぜんしない、ズボラ男(部屋の掃除もマレにしかしない等)なんですよッ
またカキコよろしくです~ッ