Voltage current sourceのTR6163を使ってトランジスタのベース電圧とベース電流の関係を調べる。ベースに不用意な電圧をかけると大電流が流れるので、所定のベース電流を流してベース電圧を測る。
手操作で電流値を指定しては電圧を測定するのは、次の手順。
今回使うのは、スロット6にあるTR61602 FMU. ケーブルは自作のケルビンケーブル。
TR6163の電源を入れ、セルフチェックが終わったら SLOT6のボタンを押下して選択。
FUNC & RANGEボタンを押して、設定。今回は、定電流を流して電圧を測定するので、0 3 5 5 3 テンキーで入力し、ENTER. (設定する電流値にあわせて3番目の値は調整する。たとえば100mAレンジに設定して、値に0.01mAを入れたりすると出力時にエラーになったりおかしな測定値が得られたりする。)
DATAボタンを押し、例えば 0.1 (mA) といれて、EXECUTE 押下で、電流が出力され電圧が表示される。
STAND-BY ボタンで出力は止まるが、測定値の表示はそのまま。
ここで、SLOT 6を押下し、新しい電流値を入力して EXECUTE押下で、新しい電流値になって電圧が表示される。この繰り返しでIb-Vbeの関係を調べる。