さんぽのあしあと

はな とり てふてふ きれいないろ が すき

花ファンタジア 春 その2

2007-03-13 | 庭園・公園・植物園


小さな噴水のふちに、鉢植えの房咲き水仙が置かれていました。
陽射しを浴びて金色に輝く水面を覗き込んでいます。
水面に映る己の姿に恋し水辺にたたずみ続け、ついには花に転身した美少年ナルキッソスの末裔です。(ナルキッソスが転じたのは「口紅水仙」らしいですが、この辺は浅学で詳しくは知りません)
この子もうっとりしているといえば、そう見えなくもありません。
この神話は「オイ、オイ」って感じですが、水仙の恥ずかしげにうつむいた風情の美しさに、良しとしましょう

↑ちょっと、えらそうですね

2007年3月10日 花ファンタジアにて
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