アメノミミ

降り始めの雨のようにポツポツと言葉が落ちてくるようになった。
時に雨となるその言葉を書きとめるブログ。

祈りのうた 内なる宇宙

2017年09月12日 13時40分16秒 | ミミノウタ
私のうたは 内なる銀河

夜空の果ての 星に響く

時を震わせ 光を運び

空と大地に 命を生む


闇は光をやさしく抱き

海は大地を柔らかく包む

夢はこの世の寝息をきく

温かな眼差しおくる母よ
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2017年08月27日 22時54分12秒 | ミミノウタ
風があるから飛べないと

あなたは言うが

全ての風は

鳥を空へと押し上げている
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身体への感謝

2017年06月01日 22時03分56秒 | ミミノウタ
身体さんありがとう

いつも動いてくれてありがとう

当たり前のように動いてくれるから

時々忘れてしまいます

なにより素晴らしいことなのに

あなたを忘れてしまいます

いつもありがとう

死ぬまでよろしくね
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祈りの言葉

2017年05月12日 09時52分51秒 | ミミノウタ
私の口から感謝の言葉が語られますように

私の口から祝福の言葉が語られますように

私の口からまことの言葉が語られますように

私は真実以外の言葉に意味がないことを知っています

自らの心を告白する言葉だけが

常に真実足りえることを知っています

心を明らかにするときはいつも

怖れと言う壁にあたり

そこに扉を生み出し開くことになります

心を日の下にさらしたとき

また一つ怖れを克服したこととなり

私はまた一つ自由になるのです
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水面の木の葉

2016年12月18日 11時33分32秒 | ミミノウタ
水面に揺れる木の葉が

ゆらゆらと近づいて身体に触れる

掬おうとすれば

手のひらから流れ落ちてしまう


ふわふわとした綿毛が

そよ風に乗って飛んでくる

掴もうとしても

するりと躱され逃げてしまう


私のすることは何でも

目的を動かしてしまう

手のひらに掴まなくても

そばにあれば同じなのに
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