アメノミミ

降り始めの雨のようにポツポツと言葉が落ちてくるようになった。
時に雨となるその言葉を書きとめるブログ。

音楽

2020年06月06日 15時06分00秒 | アメノネ
音楽というものが

人の心を癒すのは

それが魂の領域から来たものだからである

音楽は人の心を扉としてこの世界に現れる

魂の世界のものは誰のものでもない

子は母を扉としてこの世に現れ

しかし母の所有物ではないように

音楽もまた誰のものでもない

母が子を愛するように

音楽の生みの親は子を愛する

作曲者と生まれた音楽の間にあるものは

本来そのような愛であった

また音楽とは形を成した祈りである

祈りは魂の活動

コーザル体の活動である

その活動がメンタル界で構造を展開させ

アストラル界で情緒を纏い

物質世界で奏でられる

祈りには様々な形態がある

聖なる祈りもあれば

悦びの祈りもある

静かな祈りもあれば

盛大な祈りもある

全ては生命の創造と進化に関係している

奏でる者がその音楽の祈りと共鳴する時

聴く者がその音楽の祈りと共鳴する時

今度は音楽を扉として

人間が魂の世界を垣間見る







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