音楽というものが
人の心を癒すのは
それが魂の領域から来たものだからである
音楽は人の心を扉としてこの世界に現れる
魂の世界のものは誰のものでもない
子は母を扉としてこの世に現れ
しかし母の所有物ではないように
音楽もまた誰のものでもない
母が子を愛するように
音楽の生みの親は子を愛する
作曲者と生まれた音楽の間にあるものは
本来そのような愛であった
また音楽とは形を成した祈りである
祈りは魂の活動
コーザル体の活動である
その活動がメンタル界で構造を展開させ
アストラル界で情緒を纏い
物質世界で奏でられる
祈りには様々な形態がある
聖なる祈りもあれば
悦びの祈りもある
静かな祈りもあれば
盛大な祈りもある
全ては生命の創造と進化に関係している
奏でる者がその音楽の祈りと共鳴する時
聴く者がその音楽の祈りと共鳴する時
今度は音楽を扉として
人間が魂の世界を垣間見る
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