意識で物質を扱うこと

意識で物質を扱うことが最も大変なことである

物質体を扱うことに比べたら

感情を統御することや

思考を統御することの方が遥かに容易い

精神を構成している物質すなわち精神質が収束し

感情を構成する物質すなわち感情質になり

感情質が収束し

氣を構成する物質すなわちエーテル質になり

エーテル質が収束し

物を構成する物質になる

上記の質ほど軽く下記の質のほど重い

精神質は意志に反応し速やかに集まり四散する

感情質は精神質ほど速やかではないがかなりの早さで具現化する

それは夢の変化を思い出していただければ妥当である

夢の中では目まぐるしく世界が変わる

あの変化のスピードが感情質の反応速度である

エーテル質はより物質に近い反応速度である

物質は最も重い質なので現実化の反応速度も最も重い

魂が操る上で最も困難な物が物質体である

物質体を操作できるならば

感情や思考を統御することはそこまで難しいことではないのだ

感情や思考は物質体よりも変化が激しく

動かすことも停止させることも容易い

物質体がボーリングの球だとしたら

感情体はサッカーボール

精神体は風船のようなものである

あなたの意志は物質体にパターンを刻む

それを習慣という

一度物質体に刻まれたパターンは崩すことが難しい

転がり始めたボーリングの球を止めるのが難しいのと同じである

良き習慣が刻まれた身体はあなたを守る城になってくれる

悪しき習慣が刻まれた身体は繰り返し同じ災難へとあなたを導く

精神を入れ替えたなら

それが感情体を変化させ

エーテル体を変化させ

変化が物質体まで到達するまで

意志し続けなくてはいけない

物質体に変化を起こすまでは真に変わったことにならない

物質体の変化が確定するまで少なくとも三か月はかかる

一年やり通せばまず間違いなく変化が確定する

物質体に変化を起こすことは

魂にとって真に偉業である