出てきたもの

出てきたものが自分である

まず力を抜いて出てくるに任せる

自分の癖を知ることが肝要である

出てくるものを整えようとすることは

問題の原因を闇に沈めることになる

ちょうど病を薬によって閉じ込めようとするのと同じことだ

出てきたものはあなた自身を教えてくれる

それを見て自分の素晴らしさや歪みを知る

そして歪みの原因を取り除き

本来の自分へと還っていく

出てくる乱れや歪みを調整しようとすることは

さらなる歪みを生む

あなたの魂には歪みなどない

それを知っているからこそ

歪んだ己の姿が辛いのだ

しかし歪んだ姿をさらに歪ませることは

新たな問題を追加するのと同じこと

歪みを見て

歪みの元を取り去る

必ずそこには怖れがある

失うことの怖れを執着という

怖れや執着を捨て去ろうとしなくてよい

真に理解した時

進んで手放すのだから