自己と他人

あなたの中のある部分は

自己と他人を区別出来ない

他人に言ったこと

他人に対して思った全ては

あなた自身に言われたこととして認識される

人を恥ずかしいと馬鹿にする人は

常に自分を恥ずかしいと感じている

だが誰に言われているかは気付くことが出来ない

本当は自分が誰かを恥ずかしいと言う度に

同じことを自分に言っているのだ


誰かを愛すること

好きになることはとても素晴らしいことだ

例え相手から返ってこなくても

愛を贈るたびに

あなたは受け取っている

ただしそれは

愛という名前を被った別のものであるなら

あなたは中身の方を受け取ることになる

愛されたいと願うとき

あなたは愛の欠乏を訴えている

そして愛の欠乏を得る

ただ愛を贈る時

それは全く虚しいものではなく

大きな充実を心に得るだろう

それはあなたが創り出した愛なのだ

あなたの中には自己と他人を区別していない部分がある

全ては一つであるという

真実の片割れである

支配

右と言われて

左に行くなら

支配されている

愛

愛をどこまで意識していられるのか

その行為は愛なのか

その思考は愛なのか

お前は愛そのものでありながら

なぜ愛を否定する行為を行うのか

それは己を否定していること

苦しい未来しか呼ばないというのに

自分が何をしているのか

気付かぬまま行うことを辞めるべき時が来た

お前は何のためでもなく

誰のためでもなく

お前自身が愛であるがゆえに

愛を行う

その自由に魂は喜び

また他の魂も愛を思い出し喜ぶが

そのために愛を行うわけではないことを

常に注意していなければならない

何かのために行う愛などないからだ

ただお前が愛であるゆえに

それを自覚して行う全てのことが

光を帯び

全てが褒賞になるのだ

大きく見る

良さそうなことも

大きく見れば悪いことに変わる

悪そうなことも

大きく見れば良いことに変わる

目に見えない人たち

あなたの周りにいる

目に見えない人たちは

あなたの噓を全て知っている