安心の対価

安心と引き換えに自由を売ってはいけない

彼等は先に不安を売りつける

不安は無料である

これを買ってしまった人は

安心を買うために何だって売る事になる

彼等が欲しいのはあなたの魂である

自由は魂に属する

魂の一部である

ここから逃れるためには

不安を買ってしまった事に気付かなくてはいけない

そしてその不安を捨てればいい

自由など売る必要はない

無料の不安はテレビから配られる

ネットニュースから配られる

新聞から配られる

隣人から配られる

受け取らないこと

受け取ってしまったら直ちに棄てること

自分の中の不安を棄てていくことで

本来の自分に還ってゆくから

不安に気付く訓練は無駄ではない

不安を捨てる訓練は無駄ではない

魂から遠ざかる道標も

反対から読めば真実を教えてくれる

不安という魔界の風を

天国へ向かうために使う

智恵を携えて生きてゆこう

神の国にある悪魔の王国

朝陽を見て神を観る

風に神を感じ

雨音に神を聴き

花に神を嗅ぐ

この宇宙は神で出来ていて

その調和と美しさの精緻と規模に驚嘆し

人智を遥かに超えた知性と霊性が存在する事を確認する

人界は今や悪魔が支配する王国となっており

神の摂理を破る方法を日々研究している

神への挑戦と言えば聞こえは良いが

それがたった一人の存在の為に

全てを生贄に捧げる事だと知っても

協力出来るのだろうか

自分だけは犠牲になる側ではなく

馬鹿な者達を利用する側だと

信じている者達も

生贄の列の後部にいるに過ぎない

悪魔の王国は醜さと不調和を

その先に何もない事を教えてくれる

神の国は美と調和を

私たち一人一人が魂に宿す世界を

思い出させてくれる

執着と解脱

執着があるからこそ解脱がある

執着がなければ

手放すことに何の意味があろうか

それ故に

先に執着を求めるよう

生はできている

魂の求め

魂は体験を求めている

三次元においては

三次元でしか出来ない体験こそ

求めている

問題

恐れは

何もないところに

問題を産み落とす