Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

バックスタイル

2004-07-07 | beaute... bi zenpan
ちょっと前に、秘書検定というものをうけてみました。
暑い暑い日曜日の午後、試験会場のある駅で降りて、そこから歩くこと10分くらい。
会場への道のりは、真夏のスタイルの女の子がぞろぞろと流れ、地図を見なくても、難なく建物に到着。
というくらい、女の子が勢ぞろいしていました。

試験会場の各部屋にも、もちろんびっしりと女の子たちが着席。
(点々と男性も混じっていましたが)
女子大時代を思い出して、なんだか息詰まる感じを覚えました・・・(^-^;

そんな中、一人、異彩を放つ、美しい女の子がいたのです。
ナナメ前くらいに座った、大学生くらいの女の子でした。
後姿しか見えなかったのですが、その後姿の美しさに、一気に暑さでうだった頭がスッキリしてしまうくらいでした。
なにより見事だなあと思ったのは、彼女の長いきれいな栗色の髪の毛でした。
腰まで伸びた、かるく波打った、お人形のように細い毛で、それを少しすくって頭頂部で留めていました。
毛束を暑そうに払う指先がキレイに塗られているのも時折見え、「バックシャン」(最近知った表現・・・(^-^;)とかいう言葉が浮かんだりしました。
背中に広がる髪の毛からのぞく、ほっそりした肩と腕は、透明感があって真っ白。
ふと横顔が見えたとき、その長い首のラインにも感動。
うーん、こんなに女の子が揃うと、中にはこんな綺麗な子もいるものね・・・。
そういえば、大学時代も、そんな子が混じっていて、授業で会うのが楽しみだったことがあった。。。
などと、試験開始まで思ったりしていました。

髪の毛の質って、かなりウエイト大きいな、と、その日は改めて思いました。
わたしは髪の量も多く、剛毛ぽいので、キレイな髪に対する憧れは人一倍。
なんとかして、さらさらつやつやに出来ないものか、または、せめてそう見せられないものか、と常に心を砕く方です。
今は、素晴らしいストパ技術と、素晴らしいカラーリング技術に助けられて、以前の悩みもいくらか解消しましたが、もともとの質感が素晴らしい人を見ると、やっぱり感動して、つくづく見入ってしまいます。

あと、座った状態で後ろから色んな女性を見て、姿勢の良い人は視覚的に気持ちが良いという事実も、再認識しました。
首と背筋がすっと伸び、肩が後ろにきりっと引かれている後姿は、緊張感があって、あんなうだるような暑い日にも、清涼剤みたいな視覚効果をもたらします。

たびたび、後姿は、前から見た姿より、本人の意識と生活スタイルをさらけ出すものだと思ってきましたが、ほんと、そうですよ~。
歩いていても座っていても。
ふだん、通勤風景でOL達をよく見ますが、休日の、仕事着でない夏服は、薄くて面積が狭い分、いろいろさらけ出していますから、用心は増さなければなりません。

歩いているときは、だらだら靴を引きずって歩く姿は、ほんとにみっともなく見えました・・・。
ヒールが高い靴を履くならば、さくさくすっきり歩きたいものだ、
と、行き帰りの道では思いました。

「人のフリ」を見るのは、「我がフリ」を直すのに、良いことですね(*^-^)

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