よくばり

さて、金曜も、「おいしいもの食べに行ったday」だったんです
タイトルは、こちらの読者各位にはおなじみの（N）CB、「（元N）コスメビューティ会」定例会。
とうとう、私を最後に、「N」社で働くメンバーはいなくなりました。
しかし、こうして会社をかわってもなお続く、素敵な女性たちとの交流を、ほんとうにありがたいと思います。
その意味では昨日の「T会」も、久しぶりの面々の暖かいムードがとても素晴らしかった。
おいしい食事と素敵な女性って、最高
って、あれ？なんか、素行の悪いオジサマみたいですね

吉祥寺『shutters』。
行きつけ、だという、ラブラブモード絶好調の美女が予約してくれました。
香ばしいスペアリブが売りだということで、行く前から、味を頭にすでに思い描いてしまっていたのですが、
現実は、想像を大きく上回っていました。
おいしい！
スペアリブがウリ、っていうのも新鮮だったけれど、それがこんなに、ふわふわでとろとろにおいしいなんて。
お肉がニガテ、というメンバーもいましたが（だからそんなにスリムなのでしょうか・・？）、そんな彼女も「ぜんっぜん問題ないわ！」と満足の様子でした。
後のウリは、写真の、アップルパイ・ア・ラ・モード。
これは、クーポン適用店舗（HPからどうぞ！）では、今おまけでついてきます。
もう、すっごくおいしいので、ぜひ、お試しください

ところで、本題は、食べもののことではありません。
人間の器、について、考える出来事が、最近いくつかあり、その良い方の例たちに、今週は励まされたので・・・。

最たる一例は、しばらく前から株式投資に熱を入れているNCBのリーダー的女性。
美人でスタイル抜群、のみならず、人柄もセンスも素敵、だんな様も素敵。
私のみならず、色んなたくさんの人が憧れていると思います。
しかも、きっぷもいい。
今回ナント、「フジテレビの株をたまたま買ってたので、うふふなの。今日はゴチソウするわ～！」と、いつもの鈴の声でさらりと言って下さり、えっ！と思う間もなく、ありがたくゴチソウになってしまいました。
ほんとうに、ごちそうさまです。　
ありがとうございました。(*- -)(*_ _)ペコリ

実はこないだから、彼女の株式投資のお話には興味しんしんでした。
私も、いつかやってみたいと本を読んだりしていたのですが、ポイントを読んでいて、どの本でも学んだのは、「よくばりが負ける」ということ。
別の本には、「いい女の知的ゲーム」としての株式投資、という観点で書いてある一節もあって、要するに、儲けようと思う人、つまり対象に過剰な期待（妄想、欲）を持つ人は、その欲に足元をすくわれる。
ということです。
欲に振り回されずバランスがいい女のゲーム、ってそういうことなんですね。
たとえがお金だと、ちょっとダイレクトかもしれませんが、「欲」に振り回されることって、実はすごく些細なことから、日常茶飯事ですよね。。

そう、前置きが長すぎましたが、実は、本題は、まだ始めてもいない株式のことでもなく、この「欲」について。

よくばらない人は、多くを望まないがゆえに、かえって予定外の贈り物に恵まれることが多い。
と、彼女の投資（これは偶然の成功なんかではないけど）を聞いて、つくづく感じたのです。
逆に、不満ていうのは、予定外の贈り物を期待しすぎるから、生まれるもの。

恋愛や仕事で、上手く行かないことに不満を抱く人もいます。
私だって例外じゃなく、無意識の内にでも期待したことがかなわないと、がっかりしたりする。

そう、人が不満を抱く時って、期待が過剰な時ですよね。
「本当はこうなはずなのに、どうして！？」と欲ばって思うから、不満が生じる。

変化球ですが、個人的にとても苦手なのが、聞き手に「違うよ、そんなことないよ」という台詞をなかば強制的に押し付ける、「どうせ自分は●●だから。」などと言う人。
（よく言われているけれど、”どうせ”、”だって”、と頻繁に口にする人は実際に負のオーラ満載。要注意です。）
これも、多分本人は、本当に「自分は●●」だと思いたい訳じゃなく、他人に肯定評価を求める手段なのだと思います。
ほんとは、●●なんかじゃないよね？って。
でもそう見てもらえないから、不満がこう屈折した形で出るような。
やな形のよくばりだなあと思います。
努力足らずなのに欲が過ぎるから、叶えられないと不満タラタラ、こんな人たちに対して、
一方、よくばらず、自分を律し、状況を冷静に把握し、期待をかけすぎず現実を分析する、
という能力を駆使する人たち（株で成功した美女のことなど。）をつくづく思います。

もちろん、株で大成功＝すごく人間が理性的、なんて方程式が一般的だなどと思っていませんが、
少なくとも、件のNCBの美女が株でスマートに成功を収めたのが、知識にプラスして、その気負いのないバランスのとれたキャラクターからであろう、とは、無理なく思えます。
株価が上がったら、その後もっと上がるかも！などとキケンな欲を持たず、さくっと売る。
それをこつこつ積み上げる。
単純なようだけど、多くの人がこれでつまづくのだから、笑えないです。
おいしそう、と思ったら、ついふらっと来てしまうのが、人間の本能の怖いところじゃないですか？
彼女の、地道で、地に足の着いた性格が感じられます。

器を感じさせる人とは、そうきちんとしていて、内面のバランスの良さをも漂わせている。
付き合っていて、学ぶところが本当に大きいのです。
もともとの育ち方とかで、もう変えられないところもあるのかもしれませんが、こんな女性がもっとちまたに溢れていたら、素敵なのにー。
と思います。
多くはないですよね。
私も、じつは大きなことは言えないな。
良い例、良くない例をこうして見ているからには、ぜひとも今後に役立てたいものです・・・。