株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回の記事では、健康づくりに関する当社の試みや社会的な動きについてご紹介しました。
今回は、とあるサブスクリプションサービスの取り組みから、サスティナブルな社会のあり方についてお話ししたいと思います。
本日ご紹介したいのは、お花のサブスクリプションサービスである「ブルーミー」。
ユーザーのポストに定期的にお花が届くサービスで、季節のお花を気軽に自宅などで楽しむことができるのが特徴です。
世の中の人たちの日常生活の中に、「ちょっとうれしくなる瞬間」を提供していくことで、より多くの「うれしい体験」や「感動体験」を創出していきたい。
ーこのような想いから生まれた「ブルーミー」のサービスは、ユーザー目線ではもちろん、花き業界全体にとっても大きな転換点となっています。
まずユーザー目線でのポイントとしては、特別な日だけではなく、日常生活の中でちょっとした喜びを届けようという視点での取り組みだということ。
「ブルーミー」には今までお花を飾る習慣がなかったユーザーが約8割いるそうです。
確かにお花というと何か特別な日に贈るものというイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、 定期的にお花が届くサービスは、人々がより身近なところでお花を楽しむことにつながっていると言えるでしょう。
一方で花き業界全体を見ると、従来お花は贈り物として使われることが多く、店頭で売れ残ったお花がロスになることが当たり前だったそう。
「ブルーミー」の取り組みは花き生産者、卸売市場、加盟生花店等と共創し、持続可能な業界にすることを目指しているという点も注目されます。
当社の理念においても、私たちの日常の生活をより豊かなものにしていくこと、生産者にとってもサスティナブルなあり方を大切にしています。
ユーザーの日常の中に喜びを届け、生産、流通に携わる者にとってもよりサスティナブルなあり方を提案する「ブルーミー」の取り組みは、当社の理念と深く共通するものがあると感じました。
これからも、私たちの日常に身近なサスティナブルな取り組みについて発信していきます。
引き続きよろしくお願いします。