株式会社ANの社長ブログ

株式会社AN社長向山かおりです。ナチュラルワイン×沖縄料理飲食店を経営。経営や社会課題に関する情報を発信します。

【株式会社AN】トークイベント振り返り①―コラボレートで繋がる「人×人」の想い

2023-05-25 00:43:49 | 日記

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

先日、2023年4月22日 (土)・23日 (日)に、BIKASコーヒーのマルシェに出展させていただきました。

これまでも多くの方々と、コラボレートにより繋がってきました。

特に、トークイベントを通じて、同じようにビジョンを描く経営者の方、プロフェッショナルの方とお話させていただく機会は本当に得がたいものでした。

そこで、今回のブログでは、当社がこれまでのおよそ一年間で実施したトークイベントを振り返ってみます。

 

①ハンドメイドシルクショップmaki×maki

日付:2022年1月28日 (金)

URL:【株式会社AN】ハンドメイドシルクショップ「maki×maki」の岡本匡弘さんとのインタビューから感じたこと

 

◆maki×maki(マキマキ)とは

maki×makiは、新宿区西早稲田に本店を構えるハンドメイド専門のセレクトショップ。

フェアトレードにこだわり、カンボジアやラオスから輸入した天然素材を活かしたハンドメイドのバッグやストールをはじめ、東南アジアや日本国内の手作りのアパレルや生活雑貨を取り扱っていらっしゃいます。

 

◆トークイベントを開催した経緯

当社の経営するオーガニックショップに、maki×makiのオーナーである岡本匡弘さんが訪れてくださいました。オーガニックショップで商品化した、フェアトレードのオーガニックコットンを使ったショップバッグに興味を持ってくださったそう。

その時に、岡本さんからフェアトレードに取り組まれていることを伺いましたが、私もまだまだ勉強不足。もっとお話を聞かせていただけたら、と思ったことがきっかけで、トークイベントの開催に至りました。

 

◆トークイベント内容

岡本さんのフェアトレードに関する取り組みや今後のビジョンについてインタビューする形で、トークイベントを実施。

岡本さんは、フェアトレードを通してカンボジアやラオスの女性や子ども達の雇用支援にも貢献されていらっしゃいました。

お客様に高品質で価値のある商品をお届けすること、現地の方との丁寧なコミュニケーションを大切にして想いや信頼を築くこと、さらに、同じようにフェアトレードやエシカルの事業を扱う方との横の繋がりも大切にされていること。

ビジネスライクでは決してとどまらない、岡本さんの温かみのある人間性、社会活動への姿勢を学ぶことができました。

 

◆トークイベントをしてみて

フェアトレードの価値観や取り組みが広く認知されることや、理念に賛同する従業員や顧客を持つこと、国内や海外に向けたブランディングや発信力を高めることが、今後の更なる展望だとお聞きしました。

当社は、コラボレートすることによって相乗効果を生むことをビジョンに掲げていますが、フェアトレードに限らず、多くの企業が抱えている課題は、共通の思いを持つ人と繋がっていくことで解決していけるのではないでしょうか。「人×人」のコラボレートを通して相乗効果を生み、新たな価値を世の中に提供していくための取り組みに、今後も力を入れていきます。

 

②Bistro Avanti

日付:2022年6月23日 (木)

URL:【株式会社AN】日本の食材でコラボレート「Bistro Avanti」のシェフ金子高也さんとのトークイベントから感じたこと

 

◆Bistro Avantiとは

Bistro Avantiは、ランチもディナーもにぎわう人気のフレンチ飲食店。

香川県から取り寄せた「オリーブ牛」「オリーブ豚」「オリーブ卵」をはじめ、有機野菜や農薬を使わずに栽培された野菜など、シェフの金子高也さん自ら食材を厳選し、こだわりのメニューを展開されています。

 

◆トークイベントを開催した経緯

金子シェフの出身地である香川県の食品をレシピに取り入れたり、有機野菜を農家の方々から直接仕入れたり、土曜はマルシェを開いたり等、生産者の方と繋がりを作りながら人気を集めるBistro Avanti。

私たちが、SDGsを起点にコンセプトを考えられたのかとお聞きしたのに反して、金子さんは「いいもの」を作ろう、お客様に届けよう、と追求しただけだったと仰いました。そこで、金子さんの大事にしている想いを、対談形式でお伺いする機会をいただきました。

 

◆トークイベント内容

「食べる人が幸せになるような料理を作りたい」という想いで、お客様目線で考え続けていらっしゃる金子さん。「いいもの」を届けるために、故郷の食材をご自身のレシピに取り入れられ、現地の生産者の方と繋がりも築き、結果として、自ずとSDGsにも関わっていたかもしれない、とお話くださいました。実際に、メニューに日本の生産物を使うことで、農業や漁業など、第一次産業に携わる方を応援する一助となっていらっしゃいます。

また、今後の展望として、「こんな美味しいものがあるんですよ」と料理を通して地域のものを知ってもらいたい、という想いを共有する仲間と一緒に仕事を広げて行けたら面白いだろうといったビジョンも語っていただきました。

 

◆トークイベントをしてみて

金子さんご自身が、出身地の香川県の食材を大切にされていること。同じような考え方でビジョンを共にする仲間と、日本各地の食材を使った料理店を営めたら、という想いに、深く共感いたしました。

今回のトークイベントを機に、以前からBistro Avantiのお店は訪れておりましたが、相互送客も行っています。貢献の精神にあふれる金子さんには、大変お世話になっております。

金子さんの料理がより多くの方に届き、ビジョンが広く伝播していけば、本当に素敵なことでしょう。当社の、コラボレートを大事にする経営理念に基づいて、私たちは今後もご縁を紡ぎながら事業展開していきます。

 

③歯科医院タスクデンタルオフィス

日付:2022年7月10日 (日)

URL:【株式会社AN】サスティナブルなオーラルケアとはータスクデンタルオフィス高木翼院長とのコラボレートワークショップを通じて学んだこと

 

◆歯科医院タスクデンタルオフィスとは

院長である高木翼さんは、笑顔が溢れる歯科医院を目指し、一人一人のお悩みに最善を尽くすため、コミュニケーションを大切にされていらっしゃいます。子どもから大人まで幅広い世代の方の歯の健康をサポートされており、小児歯科にも力を注いで「子どものむし歯ゼロを目指す歯医者さん」として、地域でも親しまれている歯科医院です。

 

◆ワークショップを開催した経緯

高木院長は「歯医者の近づきにくいイメージを払拭したい」「歯の正しい知識をより多くの方に届け、健康をサポートしたい」という熱意を持って仕事に取り組まれ、患者様との深いコミュニケーションを通して、一人一人の方のお悩み解消に丁寧に向き合っていらっしゃいます。

一方で、「オーラルケアは実際のところ何をしたらよいのかわからない」「歯の健康は気になるが、現状は特に困っていないので、歯医者に行くのは億劫」などと印象を持っている方が、当社の経営するオーガニックショップのお客様をはじめ、健康への関心を寄せる方々の中にも多くいらっしゃることを知りました。

そこで、「歯の健康に関する正しい知識を届けたい」という高木院長の想いと、「オーラルケアやセルフメディケーションの知識を身につけ健康を保ちたい」という方々の気持ちを結びたいと考え、コラボレートワークショップを開催しました。

 

◆ワークショップ内容

「笑顔溢れるサスティナブルオーラルケア」をテーマに、生涯に渡って健康な歯をつくっていく上で大切なポイントについて、高木医院長自らご講義いただきました。また、当時は流行り病の中だったことも鑑み、オンライン(zoom)でも視聴可能とし、親子でもご参加いただけるよう工夫して開催。日々のオーラルケアに関する様々な知識から、具体的な治療法まで多岐にわたってお伺いしました。

 

◆ワークショップをしてみて

セルフメディケーションという言葉もありますが、身体に不調が及んでから行動を起こすのではなく、日頃から自身の健康を意識し、管理することが重要であると学びました。

健康な歯を保つためには、生活習慣を見直したり、フロスを用いて正しく歯を磨くなど、自宅での予防行為ももちろん大切ですが、歯科医のメンテナンスを受けて予防行為を行うことができるという点は、参加者の方からも特に大きな反応がありました。

歯医者は治療するところ、虫歯など何か異常が起こってからいくところ、という先入観を抱いていましたが、何も異常を感じていなくても、気軽にメンテナンスに通って良いのだとわかりました。確かに、「毎日自分で完璧にケアをしなければならない」となると億劫ですが、「無理なく自分にできる範囲で予防や対策を行って、手の届かないところは歯医者で補ってもらえばよい」と考えると、とても気楽に感じられ、歯医者が身近なものになりました。当社のオーガニックショップのお客様も、今回のワークショップをきっかけに、タスクデンタルオフィスへ今も定期的に通っている方もいらっしゃいます。皆様の健康促進や、より質の高いライフスタイルを送っていただくお手伝いになれたのであれば幸いです。

 

今回は以上の3つのトークイベントを挙げました。

来週は第二弾として、この続きを書かせていただきます。

 

引き続きよろしくお願いします。