AN Co.,Ltd. HairSalon PR Staff Blog

株式会社AN美容室広報スタッフです!五反田にあるラグジュアリーな当社のプライベートサロンや美容情報などお届けします!

【美容業界のSDGs】ヘアサロンからゼロカーボンを目指す「グリーンプロジェクト」とは?

2022-05-27 18:06:40 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

 

以前の記事でヘアサロンのSDGsへの取り組み「カラーチューブリサイクルプロジェクト」をご紹介しました。

↓前回の記事はこちら

【美容業界のSDGs】使い終わったカラーチューブを車イスに〜「つかう責任」の実施

 

今回は2つ目の取り組みとして、「グリーンプロジェクト」をご紹介します。

 

グリーンプロジェクトとは?

日本のヘアケアの総合メーカー株式会社b-ex(ビーエックス)が発足させたものです。

よりよい未来のため、全国のヘアサロンと「ゼロカーボン」を目指していく目的があります。

 

ゼロカーボンとは

直訳すると「脱炭素化」です。

地球温暖化対策の推進のために、企業や家庭から排出されるCO2などの温室効果ガス(カーボン)の削減を目指します。

参考:環境省

https://www.env.go.jp/policy/zerocarbon.html

ゼロカーボンの背景

2015年のパリ協定にて、「世界平均気温を産業革命以前と比較して2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える」という目標が定められました。

それを受け、日本は「2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロ(=ゼロカーボン)にすることを表明しています。

 

グリーンプロジェクトの概要

カーボン排出量削減のためにヘアサロンが取り組むべき24の項目を「グリーンスコア」として定め、地球に優しいヘアサロンづくりを行うものです。

グリーンスコアの中には「カラー剤のアルミチューブのリサイクルを行っているか」という項目も含まれます。

引用元:https://www.b-ex.inc/news/newsrelease/14705/

 

このプロジェクトに賛同するヘアサロンを「グリーンパートナーサロン」と認定し、グリーンスコアの精度を高めていきながら、様々な環境活動を行っていくのだそうです。

グリーンプロジェクトは、ヘアサロン業界のゼロカーボン化を目標に、ひとつでも多くのヘアサロンが現実に目を向けて、できることを見つけ出し、行動し始めることを応援しています。

 

ゼロカーボン社会の実現は政府や個人の努力だけでは難しく、企業の協力が強く求められています。

従来のやり方を変えて環境に配慮した取り組みを行うことは、どうしても手間や時間がかかってしまうもの。

しかし、環境や事業の持続的な発展のためには努力が不可欠です。

株式会社ANのヘアサロンでは、お客様に新しい美の体験を提供することを大切にしています。

今後も持続的に美しさのサービスをお届けするため、地球温暖化をはじめとする環境問題にも目を向け、解決に貢献できるよう取り組んでまいります。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。


今後の美容業界に求められるものとは?テーマは「サスティナブル」

2022-05-24 18:03:21 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

 

近年、美容の市場規模は年々拡大しており、ヘアサロンの店舗数は増加しています。

しかし一方で、人口の減少とともに顧客数も減少しており、競争が激しくなることが予想されます。

このような動向があるなか、美容業界にはどのような変化が求められているのでしょうか。

店舗数と同様に、最近では美容業界のサービスも多様化が進んでいます。

 

厚生労働省の調査によると、カットやパーマにかける支出額は減っていますが、カラーやヘアケアといった美容代にかける金額は増えているようです。

参考:厚生労働省

3 生活衛生関係

○美容業の実態と経営改善の方策(抄)

 

サービスの多様化に伴い、どのような商品を使うかという選択肢も増えました。

他店舗との差別化を図るために、特別な商品を打ち出すヘアサロンも増えてきたように思います。

 

そのひとつが、オーガニックなどの体と環境に優しい商品の使用です。

 

消費者の視点から見ても、美意識の高い人は

・オーガニック成分が使用されていると購買意欲が高まる

・キレイになるための自己投資意識が高まっている

というデータもあります。

参考:

【美意識の高い女性100名に調査】2022年に実施したい美容対策とは?

 

ヘアサロン側の他店と差別化したいという意向と、お客様のニーズが一致した結果、オーガニック商品を使うヘアサロンが増加しているようです。

では、なぜオーガニックが今注目されているのでしょうか。

 

そもそもオーガニックとは、農薬や化学物質に頼らず、自然の力だけを活かした製法を指します。

オーガニックの目的は、水汚染や土壌汚染、大気汚染から環境を守り、健全な食物連鎖と、人の健康を守ること。

その根底にあるのは、地球の環境を大切にしながら、だれもが豊かに暮らし続けていける「サスティナブルな社会の実現」であり、今SDGsの一環として世界がひとつになって目指しているものです。

「すべての人と地球環境に配慮することで、より良い状態を守りながら未来へと受け継いでいくことができる」

今私たちが生活している環境をさらに安心安全な状態にし、未来へ継続していくことがサスティナブルということです。

オーガニックを重要視することは、この「サスティナブル」を実現させるためのひとつの手段といえます。

 

気候変動や多様性、“だれひとり取り残さない”公平性といった社会テーマを受け、SDGsに企業や社会全体で取り組んでいくべきとの考えが広まってきました。

今後はどのようなサービスを提供しているかに加え、SDGsをどれだけ重要視した行動をしているかが問われるようになるでしょう。

株式会社ANのヘアサロンでも、サスティナブルなライフスタイルを提案し続けることを目指しています。

ヴィーガンブリーチ、ヴィーガンカラーなどの製品を積極的に取り入れ、地球環境保全に貢献していきます。

 

しかし以前も書いたように、ここで大切なことはSDGsへの取り組み姿勢そのものをあからさまに打ち出すことではありません。

“なぜ”SDGsなのか、本来の目的を見失わずに考え続けることです。

社会に求められているものを提供する理念に沿って今後もSDGsへの理解を深め、実践・発信していきます。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。


【美容業界のSDGs】使い終わったカラーチューブを車イスに〜「つかう責任」の実施

2022-05-16 18:01:08 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

 

前回の記事でご紹介したように、日本では人や環境に優しい製品を使用するなど、SDGsを意識しているヘアサロンが多いです。

SDGsゴールにも、12「つくる責任 つかう責任」と定められています。

 

しかし、美容業界のSDGs達成は、ヘアサロンの中だけでの取り組みでは難しいです。

使用する製品や設備への配慮など、業界全体で力を合わせて行動していくことが必要になってきます。

そこで今回は、ヘアサロン業界全体のSDGsに向けた取り組みの一つ、「ヘアカラーチューブリサイクルプロジェクト」をご紹介します。

 

◆ヘアカラーチューブリサイクルプロジェクトとは

MY・Gプロジェクトなどの収集業者や地方団体と、各地のヘアサロンが繋がって行っている社会貢献活動です。

ヘアサロンで使用済みのヘアカラーチューブ容器が、車椅子に生まれ変わります!

 

<ヘアカラーチューブ回収から車椅子ができるまで>

1.ヘアサロンから出る使用済みカラーチューブを回収

2.買取業者がチューブを買い取り

3.買い取りで得たお金で車椅子を購入、介護施設等に寄付

 

全国のヘアサロンや家庭で使用されるヘアカラーチューブの年間生産数は、なんと2億4000万個!

廃棄物として処理されてきた容器のアルミを、再資源化できないかと考えたのがきっかけで始まったのだそうです。

このプロジェクトはSNSや人の繋がりで広がり、現在では全国各地で取り組まれるようになりました。

参考:https://bbrecycle.jimdofree.com/

ヘアカラーチューブ容器をリサイクルすることは、環境保全活動の推進にもなります。

ゴミの削減、省エネルギー、二酸化炭素の削減、地球温暖化防止などは、SDGsゴールに掲げられている課題に深く関わるものばかりです。

普段はゴミとして廃棄してしまうものでも、サスティナブルな取り組みの一環として何かできないか?

ひとりひとりのちょっとした意識の変化が、後に地球や社会を大きく変える成果に繋がる可能性があります。

お客様を美しくして、喜んでいただくことがヘアサロンの仕事。

しかし、目の前のお客様だけではなく、地域社会にも貢献できること、地球にも優しくできることがあります。

 

ヘアカラーチューブリサイクルプロジェクトは、サロンの中だけではなく、美容業界全体が手を取り合って参加できる持続可能な社会活動です。

まずは誰でもすぐに始められる取り組みから実践すること。

このような社会活動に賛同するヘアサロンが増え、ゆくゆくは美容業界全体がサスティナブルに変化することを願います。

株式会社ANでは、美容業界だからこそできるサスティナブルからSDGsを加速させ、より良い社会の実現のために今後も取り組んで参ります。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。


【美容業界のSGDs】世界に広めたい日本のヘアサロン文化の価値

2022-05-09 17:58:38 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

みなさんは日本と海外のヘアサロン文化に大きな違いがあるということをご存知でしょうか?

国や人種によって美に関する価値観はそれぞれですが、日本のヘアサロンは世界的に見てかなりクオリティーが高いといえるようです。

◆髪や頭皮へのダメージを考えた薬剤の使用

日本のヘアサロンではカラーをする時、薬機法に従った施術を行っています。

一方海外では、日本の倍の濃度のカラー剤の使用を許可されている地域もあり、人だけでなく環境にもダメージを与えてしまう可能性があるのです。

パーマに関しても違いがあります。

海外ではもともとウェーブな髪質の人が多いため、パーマといえば「ストレートパーマ」を指すことがほとんど。

しかし日本ではコスメパーマやデジタルパーマなど様々なメニューが用意されているので、よりその人の髪質に合った施術を選ぶことができます。

人にも地球環境にも優しい製品を使い、適切な施術を行うことは、SDGsへの配慮に繋がります。

◆質の高いサービス

お客様のなりたい姿を聞き、その希望を叶えてあげるのが美容師です。

日本で施術するには国家資格である美容師免許の取得が必須。

しかしイギリス、オーストラリア、中国などでは資格を取得していなくても施術ができ、国や地域によって基準は様々あります。

必要な知識や技術をしっかりと学んで習得したスタイリストが、お客様それぞれに合った施術を行なう日本のサロンは、海外と比較してみてもハイクオリティーなサロン文化を築いているとわかります。

アメリカなど実力主義の海外では、「プロである美容師がお客様に似合うヘアスタイルを提案する」スタンスが多いらしく、「お客様がどうなりたいか」という意思を尊重する日本とは目線が真逆のようです。

ヘアスタイルは生活習慣や髪質、天候など様々な要因が影響します。悩みや要望を聞いて、自分に合ったヘアスタイルにしてくれる日本の美容師は、技術だけでなく人柄や信頼を重視されることが特徴といえるでしょう。

マッサージや肩揉みをする、シャンプーの際に顔にタオルを掛けてくれるといったサービスも、実は日本ならではのおもてなしなのだそうです。

このように比較してみると、私達が普段ヘアサロンで受けている施術が、実はとても繊細で配慮されたものだと気がつくことができますね。

技術力の高さ、製品の品質、おもてなしの精神など、細部まで配慮の行き届いた日本のサービスは世界に誇れるものです。

多くの大企業や国など、世界全体がSDGsに対して取り組んでいる今、一人ひとりの人や環境への配慮が求められるようになってきています。

小さなことから知り、少しずつ意識、行動することが世界の課題解決への力に繋がるのかもしれません。

日本のサロン文化の価値や可能性を世界に発信していくヘアサロンであるよう、これからも株式会社ANの取り組みについて紹介していきます。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。