こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
美容業界が抱える美容師不足の問題。
約7割が離職するというデータがあり、労働環境の問題や社会保障制度の遅れが原因といわれています。
日本には美容師免許を取得しながらも、さまざまな事情で美容師として働くことを辞めた「休眠美容師」が多く、以前のブログでもご紹介しました。
過去の記事はこちら↓
そんな美容師の採用難の中、働きやすさから大きく支持されている「チョキペタ」というヘアサロンがいま話題になっています。
チョキペタは、定期的に身だしなみを整えるニーズに応えるために、カットとカラーのメンテナンスメニューに特化したヘアサロンです。
メニューだけではなくその採用条件も特徴的。
休眠美容師を積極的に採用しており、スタッフの約半数が元・休眠美容師!
さらに、現役美容師の最高齢なんと72歳!!
20代、30代がほとんどを占める美容業界において、これは驚くべき数字です。
参考:厚生労働省「令和3年賃金構造統計調査」
ブランクがある休眠美容師が働きやすいような工夫として
・メニューをカットとカラーに限定することで技術的ハードルを下げる
・技術のチェック、再習得を目指す講習の実施
・ライフスタイルに合わせたシフト勤務が可能
・採用に年齢制限がない
などがあります。
休眠美容師の再雇用以外にも、ヘアサロンの常識を覆すような様々な戦略で美容師から支持を得ているのですね。
美容師不足の問題は、SDGsゴール8「働きがいも経済成長も」に向けて行動していくことで解決に近づくでしょう。
チョキペタ事業は、美容師として働きたくても働くことが難しい人が活躍できる環境づくりで人材不足の課題解決に役立っており、多くの美容師に働きがいを提供しています。
株式会社ANでも、美容師が生涯にわたって働き続けられるような環境を実現すべく取り組んでいます。
ブログやSNSで美容業界のSDGsについて情報発信して、美容師や経営者、お客さまひとりひとりに知ってもらうことで活動を推進していき、できることから取り組んでまいります。
いきなり大きな変化をもたらすことは難しいかもしれません。
しかし、小さなことの積み重ねで必ず結果は出ると思います。
まずは身近なところに目を向けることから。
これからも美容業界にSDGs活動を広めていきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
参考: