AN Co.,Ltd. HairSalon PR Staff Blog

株式会社AN美容室広報スタッフです!五反田にあるラグジュアリーな当社のプライベートサロンや美容情報などお届けします!

【残った髪の毛が生まれ変わる!】ヘアサロンで廃棄されてきた髪の毛を再利用する新しい選択肢とは?

2023-01-27 17:47:13 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

 

突然ですが、日本国内にヘアサロンがいくつあるかご存じですか?

厚生労働省が発表する「衛生行政報告例」によると、2021年度末時点で264,223軒ものヘアサロンがあるそうです。

全国に56.000軒ほどあると言われるコンビニエンスストアの、さらに5倍もの店舗数なんですね。

 

そして様々な場面で「サスティナビリティ」が叫ばれる昨今、美容業界も例外ではありません。

・カルテの電子化

・オーガニック薬剤の利用

・カラー材容器のリサイクル

など、環境負荷を減らす動きが、様々なヘアサロンでも活発に取り組まれています。

 

そんな中、ヘアサロンで必ずと言っていいほど発生するカットしたあとに残った「髪の毛」。

特に毛量が多い方は、散髪後に床一面拡がる髪の毛の量に驚いた・・・という経験もあるかもしれません。

日本では「事業系一般廃棄物」として処理されていますが、毎年膨大な量のゴミが廃棄されています。

医療系ウィッグ作成のために髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」も話題になっていますが、31cm以上の長さがないと寄付できないなど制限があるため、すべての髪の毛を有効活用できていない現状。

何か打つ手はないのでしょうか。

参考:https://www.hair-doneige.com/knowladge/

調べてみると、海外では様々な形で有効活用しようという動きが進んでいます。

ベルギー非営利団体Dung Dungによる「ヘアリサイクルプロジェクト」では、循環経済をサポートする廃棄物回収のスキームが開発されており、環境汚染物質を吸着させる素材に髪の毛を加工する取り組みが進められています。

https://www.eurofins.com/eurofins-foundation/some-supported-projects/protecting-the-environment/dung-dung-belgium/


髪の毛には、1kgあたり7~8Lもの油と炭化水素を吸着できる可能性があり、また水溶性で伸縮性に優れ、自身の重さの最大1,000万倍まで支えられるという特性があるそうです。

その特性を生かし、美容室から回収した髪の毛をマットに加工して排水溝に設置することで、水質汚染につながる油や炭化水素などを川に流れる前に吸着させようというのが、このプロジェクトの試みです。

このような髪の毛を利用したマットはすでに世界中多くの都市で実用化されているとのこと。髪の毛にここまでの可能性があるとは驚きですね。

 

また、これまで廃棄されていた髪の毛は、他にも様々な場面で活用されています。

ロンドンを拠点とするバイオ製造会社BIOHMは、人間の髪の毛を使用して、木材ベースのシート素材や、3Dオブジェクトの代替品を製造しています。

このような素材に替えた髪の毛は、なんと建築材料に活かす実験も様々な企業で取り組まれているとのことです。

さらに2022年のロンドンデザインウィークでは、Studio Sanne Visserにより髪の毛を原料にしたロープを採用したペット用リードや家庭用品も発表されています。

https://sannevisser.com/KNOT

ヘアサロンだけでなく一般家庭でも、日々当たり前のように廃棄される髪の毛ですが、この「当たり前」を見直し資源として再利用することが、サスティナブルな時代に求められています。

株式会社ANでも、身体にやさしく地球環境にも優しい上質なライフスタイルを提供することで未来に貢献するという価値観を大切にしています。

今後も地球のため、未来のために何ができるか?を常に考え新しい価値観を積極的に取り入れていきます。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。


【美容サロン×エシカル】エシカルな美容サロンの利用意向、女性は昨年の1.6倍に!

2023-01-21 17:39:18 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

 

2030年までに「持続可能でより良い世界」を目指す国際目標、SDGs。

発展途上国だけでなく、先進国自身が取り組むユニバーサルなものであると言われており、日本でも各方面で積極的に取り組まれていますね。

参考:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

 

そしてSDGs達成のために必要不可欠なサステナビリティ。

美容業界にも課題が多数あると言われています。

株式会社リクルートの調査研究機関である『ホットペッパービューティーアカデミー』では、
「SDGs」や「エシカル消費」といった美容業界の中でも注目度の高い「サステナビリティ」をテーマにして、2021年より調査を実施しています。

参考:https://hba.beauty.hotpepper.jp/

 

今回のブログでは、美容サロン利用者の意識調査を通して、美容業界におけるサステナビリティについて考えてみようと思います。

 

まずは、サステナビリティ関連でよく使われるキーワードについて。

★SDGs
2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発のための国際目標」のこと。2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットで構成されています。

★サステナビリティ
あらゆる場面において「将来にわたって機能を失わずに続けていくことができるシステムやプロセス」のこと。主に、経済・社会・環境の3つの枠組みがあるとされています。
SDGs達成のための取り組み=サステナビリティと捉えると良いでしょう。

★エシカル
英語で直訳すると「倫理的な」という意味。「人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動」という意味で使われています。

参考:https://www.asahi.com/sdgs/article/14764522
参考:https://ethicaljapan.org/what_is_ethical

『ホットペッパービューティーアカデミー』の調査によると、

各キーワードの女性消費者認知度は前年比で、「SDGs」が14.2%UP、「サステナビリティ」が10.0%UP、「エシカル消費」が6.0%UPしています。

参考:https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/trade/salon/42897/

これは、各企業のESG経営(「環境・社会・企業統治」を重視する経営)が高まってきたことで、消費者の目に触れる機会の増加と共に認知度も高まってきたと言われています。

 

企業によるエシカル消費の取り組み事例として、

ファストファッションブランド「ZARA」を擁するインディテックス社は、2022年に電力の100%を再生可能エネルギーから得て、2023年にはすべての顧客に対してプラスチックの使用を100%控え、2040年には温室効果ガスの排出を正味ゼロにすることを目標として掲げているそうです。

参考:https://www.inditex.com/itxcomweb/en/sustainability

 

また、特に美容サロンに関しては、女性の67.3%がエシカルな美容サロンを利用したいと回答しており、なんと昨年比1.6倍にまで増加しています。
それだけ美容に関心のある女性は、環境にも関心を持っているのです。

美容サロンで出来るエシカルな取り組みについては、

オーガニックカラーや環境にやさしいシャンプーを取り入れたり、
使用済みのカラー剤容器をリサイクルしたり、
サービスで出すドリンクをフェアトレードやオーガニックの物に変えたりすることが挙げられるかもしれませんね。

 

そして女性客が思う「利用してみたい美容サロン」として、

1位に「スタッフの手荒れ防止など、肌にやさしい薬剤の使用」、
4位に「スタッフが長時間労働にならないような配慮」がランクインしており、

2021年に比べ、スタッフへの配慮に関する項目が5ポイント以上上昇しています。

美容室では、シャンプーやカラー剤での手荒れが原因でやむを得ず美容師を辞めるスタッフが多いと聞きます。美容師さん達が私たちをいつも笑顔にしてくれるからこそ、美容師さんが少しでも働きやすい環境が増えることを、消費者も願っているのかもしれません。

 

株式会社ANも、フリーランスで働く美容師さんを応援したり、地球にやさしい商品を取り扱ったりすることで、「エシカル」の実現に尽力しています。

これからも、美容師さんをはじめとした働く人たちや地球にやさしい取り組みを積極的に続けていきます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。


ブログを担当するヘアサロン広報スタッフが変わりました!

2023-01-14 17:30:00 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

今月からスタッフが交代となり、新しくこちらのブログを担当させていただくことになりました。

引き続き当社のヘアサロンの魅力をお伝えしていきますのでチェックしていただけると嬉しいです。

 

まずは簡単に私の自己紹介から。

東京で生まれ育ち、
「仕事も趣味も、楽しみながら全力投球!」をモットーに、
毎日をワクワク過ごす人がどんどん増える世の中にしたい♪という想いを持って、
数年前、新卒で株式会社ANに入社しました。

もともと人に興味があったため、大学在学時はコミュニティ論を学び、
町のコミュニティセンターや地域に根差したお店から成るコミュニティの研究をしていました。

そのつながりで株式会社ANを知り、「人と人とのコラボレートでより大きな価値を生み出していく」という理念に非常に興味を持ったことを覚えています。

そして入社の決め手は、社長である向山かおりの存在でした。

 

仲間を全力で応援しながら、自分が一番努力している姿を、
そして仕事もプライベートも全力で楽しみ、毎日キラキラ生きている姿を目の当たりにして、

「私が実現したい理想像を、すべて叶えている人だ!」

と感銘を受け、入社を決意しました。

 

 株式会社ANのいくつかの事業の中でも、特にヘアサロンの広報に携わりたいと考えたのは、
ひとりの美容師さんとの出会いがきっかけです。

学生時代に、いつも担当してもらっている美容師さんから、

美容師を目指したきっかけや、
私には想像もつかないような多くの苦労をしながら美容師としてのキャリアを積んできたお話を聴き、
これまでとても狭い世界で生きてきた自分の小ささを痛感しました。

そして、
もっと広い世界を知って、すべての人の努力が報われてワクワクできる世の中を作りたい!という想いがフツフツと湧いてきました。

人との出会いで人生観がこんなにも変わるのか、と衝撃を受け、
大学でコミュニティ論を学ぶことを決意したのも、このタイミングです。

私の人生観をガラッと変えてくれた美容師さんとの出会いに、本当に感謝しています。
そして美容師という仕事は、顧客を笑顔に・happyな気持ちにする、とても素敵な仕事です。

そんな美容師さん達を、全力で応援したい!と思い、ヘアサロン広報スタッフを志願しました。

このブログを通して、

美容師さんを始め、毎日全力で頑張っている皆さんがより前向きになれるパワーを、
そして地球環境も含め、私たちの生きる世の中を少しでも良くできるような情報をお届けし、

皆さんの生活に少しでもプラスになるような存在になるべく、私も精進していきます!

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。


【美容業界の社会活動】ヘアカラー施術の売上を環境保全に寄付!アルテサロンホールディングスのSDGsへの取り組み

2023-01-04 17:24:00 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

 

ヘアサロンが取り組むSDGsとして、以前のブログでカラーチューブのリサイクルやヘアドネーションなどの社会活動について書いてきました。

↓過去のブログはこちら

【美容業界のSDGs】使い終わったカラーチューブを車イスに〜「つかう責任」の実施

【美容業界の社会活動】髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」とは?

今回は株式会社アルテサロンホールディングスの寄付の話題を見つけたのでご紹介しようと思います。

 

株式会社アルテサロンホールディングスは、美容室Ashなどのヘアサロンチェーンを300店舗以上展開している会社です。

https://arte-hd.com/

アルテグループは国際環境NGO「バードライフ・インターナショナル」の日本支部にヘアカラー1件につき5円を寄付し、環境保全活動に貢献しているそうです。

バードライフ・インターナショナルとは、1922年に英国で発足した、世界最古の国際環境NGOのひとつです。

世界100以上の国と地域のサポートメンバーで構成され、自然と人がより等しく、持続可能な方法で共生し得る世界を目指しています。

鳥類を指標に、その生息環境の保護を目的に活動をしています。

参考:https://tokyo.birdlife.org/

 

なぜ鳥類の生息地の環境保全に貢献しようと考えたのか?

 

アルテグループでは、「地域でいちばん愛されるヘアサロン」「生涯美容師の実現」をビジョンに掲げています。

地域の方に美容文化を通じて貢献すること。

美容師の多様なキャリアを応援し、ひとりひとりが最大限力を発揮できる場を提供すること。

ヘアサロン業界の持続的な発展を目指して事業活動に取り組んでいるそうです。

参考:https://arte-hd.com/company/philosophy.html

 

企業やヘアサロン業界の経済的成長だけでなく、SDGsの一環として環境保護活動にも取り組んでおり、豊かな社会の実現に貢献することも目標に掲げています。

アルテグループがバードライフ・インターナショナルへの寄付を決定したのは、ヘアサロンで行うヘアカラーなどの施術が水質に影響を与え、その影響が水辺に生息する鳥類にも及ぶ可能性があるからです。

ヘアサロンからできる支援として、水と自然の美しさを守る活動や持続可能な社会の実現に貢献することに繋がっています。

当社でも、人にも環境にも優しいことをコンセプトに様々な商品やサービスを展開しています。

日用品の販売やヘアサロン施術のようなサービスを通してひとりひとりが100年先の未来に向けて貢献できるよう、サスティナブルなライフスタイルを提案していきます。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。