こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
2023年2月に、化粧品メーカーである株式会社b-exが開催した「グリーンサミット」を皆さんご存じでしょうか。
これは2022年に発足された、ヘアサロンから世界のゼロカーボンを目指す「グリーンプロジェクト」の一環として実施されたものです。
今回は、この「グリーンプロジェクト」について詳しく見ていきましょう。
◆グリーンプロジェクトとは
b-exが台湾発のゼロカーボンコスメブランド「O’right(オーライト)」と資本業務提携をきっかけにスタートしました。プロジェクト開始に伴いb-exが2022年1月に10-60代の美容師200人を対象に調査を実施したところ、環境問題を意識してはいても何をするべきかわからない美容師が多いことが分かりました。
そこで、ヘアサロンがカーボン排出量削減のために今後取り組むべき24の項目を「グリーンスコア」として設定しました。
参照:https://www.b-ex.inc/wp-body/wp-content/uploads/2022/03/bea1bc5d96d2ea46a4fd4b83d0dfaa29.pdf
また、上記指標に加え、O’right製品の一定の購入条件を満たしたサロンは「グリーンパートナー」の認定を受けることができます。
グリーンパートナーは「賛同サロン」「認定サロン」「認定アドバンスサロン」の3種類あり、オリジナルステッカーの提示や様々なグリーン活動を行う「グリーンセミナー」への参加が可能となります。
顧客とのかかわりが多いサロンだからこそ、美容師だけでなくエンドユーザーまでグリーンプロジェクトの理念を広げることができるのではないか、という狙いのもと、プロジェクトを始動しています。
◆「O’right(オーライト)」とは?
プロジェクト発足のきっかけとなったO’rightは、2001年設立の台湾美容メーカーです。「オーガニック」「ヴィーガン」「グルテンフリー」など、計7つのフリーを掲げ、製品開発に取り組んでいます。設立から20年経った2021年12月には、全165製品でゼロカーボンを達成しました。
台湾では、国内にあるサロンの3分の1にあたる約7000軒でO'rightの製品が取り扱われており、世界では42の国や地域で展開中です。日本では、マルイ有楽町にて2021年から直営店がオープンしています。
参照:
https://oright-jp.com/
https://www.0101.co.jp/086/shop-guide/shop-detail.html?shop_id=8394
◆グリーンプロジェクトの取り組み例
プロジェクト賛同サロンの一つである美容室「FILMS」は、社を挙げて経済と環境の調和を重視したロールモデルになることを目指しています。なんと社内にCSR部を設けるほど熱心に社会貢献活動に取り組んでいるとのこと。
若いスタッフを中心に運営することで、実現性の有無を問わずアイディアがたくさん出てくるなど発想が豊富なため、幅広く活動ができています。
対顧客としては、ボランティアカットやヘアドネーションの実施を、対社員としては月一でヴィーガン弁当を会社からスタッフに配ったり、スタッフ全員がマイバッグ、マイ箸を所持していたりします。
また、カラーチューブを車いすにリサイクルしてくれる会社に送ったり、店舗地域での清掃をしたりと直接的・間接的問わず、環境改善に関わる取り組みを幅広く行っています。
参照:https://films-hair.com/
SDGsの目標を達成するうえで、明確な指標をもって各々が適切な取り組みをすることが重要になってきます。
各企業、様々な工夫を凝らしているので、
株式会社ANでも私たちにできることを一つでも多く増やしていきながら、自分や家族・大切な人、生産者、関わる全ての人が楽しく豊かに生きていくお手伝いをしていきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。