AN Co.,Ltd. HairSalon PR Staff Blog

株式会社AN美容室広報スタッフです!五反田にあるラグジュアリーな当社のプライベートサロンや美容情報などお届けします!

【美容業界のSDGs】東京から世界へ!外国人美容師によるサスティナブルな文化の発信

2022-09-28 16:43:21 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

 

以前のブログで、東京都で外国人美容師が就労可能になる、外国人美容師育成事業についてお話しました。

【美容業界のSDGs】東京都で外国人美容師の就労が可能に!

2022年10月1日よりスタートし、東京都をはじめとする国家特別戦略区において、外国人も美容師として就労するための在留資格を最大5年間認められるようになります。

外国人美容師が活躍できる場を提供することによるSDGsへの貢献のほかに、外国人美容師育成事業の大きな目的は、日本式のヘアサロン文化を世界に広げることです。

外国人美容師育成事業は、これまで就労ビザ取得の難しさなどの理由から正規雇用を受けられなかった外国人美容師の在留資格を認め、勤務時間などの制限なく就労できるようになる制度です。

その目的は「日本式の美容に関する技術や文化を世界へ発信する担い手を育成する」こととされています。

そのため、ヘアサロンで従事する外国人美容師には「日本式美容の技術・文化を世界へ発信する意志があること」といった条件が設けられているのです。

 

外国人美容師の就労は、国家戦略特区に認定された5つの都市で可能になっています。

国家戦略特区制度は地方創生の一環で、「世界で一番ビジネスをしやすい環境」を作ることを目的に、規制・制度の改革を実施するものです。

その分野は観光・農業・教育など多岐にわたっており、そのうちの一つが外国人美容師育成事業なのです。

 

東京都での外国人美容師育成事業においては、世界へ発信するという点で、「『未来の東京』戦略」が深く関係しています。

東京都では、2030年のSDGs実現に向け、都政の新たな指標となる「『未来の東京』戦略」を策定し、明るい未来の東京を切り拓くための取り組みを進めています。

<参考URL>

https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/sdgs/index.html

2015年9月に国連で採択されたSDGsは、持続可能な世界の実現に向けた、世界共通の目標です。

SDGsの目標達成には、国レベルの取り組みだけでなく、自治体レベルの取り組みが期待されており、「『未来の東京』戦略」では、4つの区分分けでSDGsを推進しています。

 

①都庁が率先して政策推進

SDGsに対して経済・社会・環境の3つの視点から都政の課題に取り組んでいく

②区市町村とともに持続可能な東京を実現

都民に身近な行政サービスを提供する区市町村が、地域の特色を踏まえたSDGsの取り組みを推進し、持続可能な都市の実現に取り組んでいく

③都民・企業・大学などとともに実現

「一人ひとりの行動が地球を救う」との認識を社会全体で共有し、世界の共通言語となっているSDGsの普及を図り、都民や企業、大学など、様々な主体の行動変容に繋げていく

④全国・世界とともに実現

SDGsが目指す社会の実現に向け、都の積極的な情報発信を通じて、全国・世界と連携し、共に課題を解決していく

 

「『未来の東京』戦略」は、東京都から世界をリードする取り組みを展開し、「誰一人取り残さない社会」をつくっていくというSDGsを実現していくことを目標としているものです。

 

当社の理念においても、ライフスタイルの向上、事業を通した社会貢献、コラボレートにより新たな価値を創造していくことを掲げており、サスティナブルな社会の実現ための情報発信や推進活動が重要と考えています。

今後も世界共通の目標達成に近づけるよう、身の回りのSDGsに関連する情報をご紹介していきます。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。


【美容業界のSDGs】2022年のトレンドは「サステナアクション」ヘアサロン業界で特に力を入れているブランドを紹介

2022-09-09 16:41:07 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

 

国内外のファッション、ビューティートレンドや業界ニュースをいち早く入手できる業界誌「WWD(Women’s Wear Daily)」によると、2022年版ベストコスメアンケートのサスティナブル部門において支持されたのは、“サステナアクション”に力を入れているブランドだったそうです。

WWDでは毎年、「WWD BEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ」に向け、都内の人気ヘアサロンの美容師に、各カテゴリーで「実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施しています。

全部で12部門のアワードがあるなか、今回はサスティナブル部門で注目される傾向に変化がありました。

前回の結果では自然由来成分やバイオマス容器の採用など、“製品まわり”が支持されていた一方で、今回の結果ではフードロスへの取り組みや美容師の奨学金に対する取り組みなど、“サステナアクション”が注目を集めているようです。

 

それでは“サステナアクション”とは何なのか?

簡単に言うと、地球環境に配慮した「行動」をすることです。

身近なところのアクションでは、マイバックを持参してレジ袋を削減することなどが想像しやすいでしょう。

以下でヘアサロン業界で取り組みに力を入れているブランドをいくつかご紹介します♪

 

①「HAIR KITCHEN(ヘアキッチン)」

頭髪だけでなく、地球環境にも優しい成分やパッケージを使用。

通常は破棄されてしまう果皮や種、色や形が不揃いであるために市場に出回らない規格外野菜や果物を有効活用しています。

https://www.hair-kitchen.com/ja

 

②「DAVINES(ダヴィネス)」

イタリア・パルマ発のサスティナブルなヘアケアブランド。

「ダヴィネス リサイクル プログラム」では、使用済みの容器を回収することで非営利団体を通して植樹活動を支援することができます。

https://davines.co.jp/shop/brand/davines/

 

③「ERAL(イーラル)」

植物由来のプラスチックを使用したバイオマスPET容器を採用。

個装箱も森林管理の規格に則り、適切に管理されたFSC認証紙を使用。

また、美容学生を対象とした独自の奨学金制度を設け、若者のバックアップに取り組んでいるそうです。

https://eral.co.jp/

ヘアサロン業界だけでなく、サスティナブルをテーマに取り入れる企業や店舗は増えてきていますよね。

株式会社ANも、100年先まで続くサスティナブルな未来の実現のため、様々な活動推進や情報発信に力を入れています。

ひとりひとりの意識が変わることが大きな変化につながり、SDGsの達成にも近づくことができるでしょう。

まずは身近にあるサスティナブルな製品やアクションに目を向けることから始めてみます♪

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。

 

参考:https://www.wwdjapan.com/s/1375690


【美容業界の社会活動】すべての子どもたちにヘアサロンのサービスを!ヘアサロン料金無償化の取り組み

2022-09-02 16:35:36 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

前回までのブログでは、訪問美容、ヘアドネーションと、ヘアサロンが貢献できる社会活動について書いてきました。

↓過去の記事はこちら

【美容業界の社会活動】髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」とは?

【美容業界の社会活動】髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」とは?②

【美容業界のSDGs】自宅にヘアサロンがやって来る!SDGsから見る訪問美容の役割

 

今回は第3弾として、子どもたちのヘアサロン料金無償化のニュースを見つけたのでご紹介します。

 

東京都美容組合と特定非営利活動法人みなと子ども食堂がコラボレートし、子育て支援として、ひとり親世帯の子どもたちに無償でヘアサロンのサービスを提供する取り組みを行いました。

現在、ひとり親世帯の数は港区だけでも約800世帯。

その中には、子どもと過ごす時間が十分に取れず、生活に追われがちな家庭が多く存在しています。

また、コロナにより勤め先が閉業したり、働き方を変えなければならなかったり、職の不安定化や収入格差の広がりが問題となっている状態です。

厚生労働省が公表した「2019年国民生活基礎調査」によると、「子どもの貧困率(17歳以下)」が13.5%(2018年)と、子どもの7人に1人が貧困状態にあることが明らかになっています。

 

参考:各種世帯の所得等の状況

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/03.pdf

シングルマザーやダブルワーカーといった家庭では、家事などに費やすため自分の時間が取れず、多感な中高生であってもヘアサロンに通う余裕がないというケースが多く見受けられるようです。

髪の毛を手入れして外見を変えることは気分のリフレッシュになりますし、容姿を整えることで自信が生まれるように感じます。

子どもたちが施術を受けることで自己肯定感を持てるよう、ヘアサロンが貢献できるのではないかと考えたことがきっかけで、サービス無償化の取り組みが始まったそうです。

 

サービス無償化によるメリットとして、以下の6つが挙げられていました。

1. 感染症予防、生活衛生の向上

2. 学校家庭以外で子どもの立ち寄れる第3の場としてのヘアサロン

3. 家族・先生以外に個と個の関係で安心できる大人(美容師)の存在があることの安心

4. 定期的なヘアサロン訪問による虐待やいじめの早期発見

5. 災害など万一の場合の子どもの避難所としてのヘアサロン

6. マイノリティなど多様な顧客を持つ美容師による子どもへの心理社会的な支援による健全な心の育成(ダイバーシティの獲得、自己肯定感の増進など)

容姿を整えるということは、外見を綺麗にしたり衛生面を向上させたりといった身体的なメリットだけでなく、子どもたちの心の健全な成長や、集団生活への積極性の向上などといった社会的メリットも多く期待されているといえます。

こういった社会活動を応援して、子どもたちの豊かで充実した生活づくりに寄与し、心身ともに健康で満たされた状態が促進できるよう貢献していきたいです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。

 

参考:

https://minatokodomoshokudo.org/

https://ribiyo-news.jp/?p=35925