アンジェリークの医療用ウィッグ ブログ

銀座 市川にて全国から製作依頼がある医療用ウィッグ 
ANGELIQUEです 

久しぶりにうれしかったこと

2016-11-26 00:21:08 | 病院訪問

病院のパンフレットは患者様と自分たち再現美容師
をつなぐ最初のスタート

病院に何度も交渉しパンフレットの設置許可をいただいて
東京の主要病院にパンフレット設置をして
おりました。

自分も1ヶ月に一回は主要病院
湾岸地域にある有名なA病院
自分が住む江戸川区から車で行ったり
アトリエがある銀座から自転車で行ったり
何十回通ったでしょうか

それがある日 設置許可を審査します
文面で届を出してくださいとのこと・・
切々と文書で今迄患者様に支持され
エピテーゼ協会は1年間の無料サポートで
出来る限りさせていただいた
ことを書きましたが

結果「不採用」

築地にあるG病院もほぼ同じです
市民パネルのボランティアまでやって
協力したつもりです

大手メーカーはいままで通り堂々と
パンフレットが許可されています

ホント不甲斐無い気持ちでいっぱいでした

地元をコツコツ回ることにしました
ここのところあらゆる分野で
治療成績を上げている車で10分の
「江戸川病院」へ



1回目 
きの
「ヘアエピテーゼ協会です 医療用かつらで
 患者様のサポートをさせていただいています
 1年サポートで脱毛から発毛まで
 無料サポートしています。

看護師さん
「あっ知っています 八幡の・・新聞出てましたね
 地域のがんに関する情報は調べています
 上の者に確認してお電話しますね」

2回目
あっという間に2か月近く経ってしまいました
途中1回ご挨拶にいきましたがあまりに忙しそうで
遠慮して帰ってきました

3回目
また直接 化学療法室へ
きの
「少し前にパンフレットの設置許可を頂きに来た
 ヘアエピテーゼ協会です・・・許可はいかがでしょう」
看護師さん
「すみません連絡しないで まだ許可が出ていません」

残念な気持ちと今まで大手病院に断られてきて
でも 今ままでたくさんの患者様サポートしてきて
たくさんの感謝と笑顔を守ってきて・・・

きの
「地域の人間として自分たちは多くの患者様に
 感謝を頂きました。今回も江戸川病院に通う患者様
 からぜひパンフ置いてあげて、みんな喜ぶと思う
 と言われて勇気を出してきました。
 
看護師さん
「わかりますが まだ許可は出てないんです
 上のもの判断になりますから」

きの
「2か月待ちました。いつお返事いただけますか
 なんなら直接上の方に自分が
 お話しても構いません
 上の方のお名前教えてください・・」

看護師さん
「許可は出ていないんです。そこまで言わないと
 いけないんですか」

きの
「・・・・・・・わかりました」

5分近いやり  取り返す言葉がなくなって
寂しい気持ちで病院を後にしました
ダメだったあきらめよう

今ままで自分たちが必死に守ってきた
物がなぜか崩された気がして
何人かの患者様の顔が浮かびました・・


2日後お店にて
オーナー江戸川病院から電話ですとのこと
看護師さん
「木野さんですか許可出ました
 パンフレット持ってきてください
 すごく忙しいので15時以降に来て下さいね」

きの
「本当ですかありがとうございます
やっと許可が出ました。
自分たちの そして今までのやってきたことが
地域の病院ではありますがが理解されたこと
あきらめずに思いを伝えたこと
そして看護師のMさま 感じていただいた事
感謝しています。
出会いを大切に全力でサポートしていきます


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