http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2009/0912-1.html#wed
最近「ゆるキャラ」で町おこしをするのが流行ってますが、
これは、簡単に言ってしまうと
「美少女キャラ」で町おこしをする話。
なのですが、考えされられることが多々ありました。
舞台は、ごく一部では、既に有名かもしれない、
秋田県雄勝郡羽後町。
ちなみに、グーグルで「羽後町」で検索かけようとすると
「羽後町 始まったな」という言葉がなぜか上位に。。
コトの始まりは、羽後町出身で、東京に勤めている青年が
地元・羽後町の風景をバックにアニメ系美少女を描くのを発案したこと。
ふるさとがどんどんさびれていくのを何とかしたいという思いと
アニメ好きだったことを合体させた、というごく単純な思いつきだったのですが、
最初は地元の困惑もあったものの、
これが全国の若者の間で火がつき、
観光バスをチャーターして、大挙おしかけるようにまでなったという。。。
コスプレをした人たちが村をねり歩く場面を見て、
アニメの舞台になった鷲宮神社に
「聖地巡礼」と称して作品のファンが
初詣などに行くようになったことを思い出しました。
元ネタのアニメを見たことがないのに、
何でそんなことを知っているのかというと、
某格闘家のブログで鷲宮神社におまいりに行き
嬉しそうに記念写真を撮ったり、
絵馬に「Dream出場」などと書いたりしたのを見たからです。
番組ではすっかりリピーターになり、美少女イラストの舞台だけでなく、
村のあちこち写真を撮りあるくまでになった
若者がとりあげられてましたが。
TVで見ていても、昔ながらの建物や、農村風景が素晴らしく、
何回もいきたくなるのは深くうなずけるものがあります。
(ひと昔前の“富良野ブーム”を思い出しました…)
そして、他県の同世代がやってきたり、風景に感動しているのをみて、
ずっと羽後町にいた若者も、
自分達の地元の良さに初めて気がつき、自信が持てるようになったと語る。。。
確かに、ずーーーっと住んでいると、
それが日常なので、珍しくもなんともない。
いいのか悪いのかなんて判断はつかないですよね。
これを見て、「人が動く」こと。
ついでに、まったく知らないものどうしが「交流する」ことは
とても大事だと気がつきました。
他人の目でやっと自分がわかるみたいな。。。
そういえば、発端は、羽後町に住んでいた青年が上京して、
故郷が気がかりになったことでしたね。
ゲストは河直美氏だったのですが、
http://www.kawasenaomi.com/ja/
番組であまり語られていなかった、というか軽くスルーされてた
「美少女キャラに違和感を感じていた
地元の中高年が、なぜ受け入れられるようになったのか」
ということを質問していました。
ブログを書いたりとか、発信する側になってわかることですが、
たとえば「○○つまんね~」と思ったりしても
それをストレートに書くのは、抵抗があります。
一番言いたいことと、自分にとって大事なこと。
それは書かれない、というか書けないということが結構多い。
それらしくにおわして「行間を読んでください」と祈るしかない。
河さん、さすが作り手だなあ…
そして、そんな鋭い質問に対し、
番組で数分写っていた
「地元の銀行員が理解を示し、あちこちにはたらきかけたから」
(商売になる上でのキーパーソン的な役割だった)
と即座に切り返す国谷裕子氏も立派です。
素晴らしいアイデアや作品があったとしても、
それを上手に世間に広める人がいて初めて流行する。
よくあることだ、本当によくある。。。。
最近「ゆるキャラ」で町おこしをするのが流行ってますが、
これは、簡単に言ってしまうと
「美少女キャラ」で町おこしをする話。
なのですが、考えされられることが多々ありました。
舞台は、ごく一部では、既に有名かもしれない、
秋田県雄勝郡羽後町。
ちなみに、グーグルで「羽後町」で検索かけようとすると
「羽後町 始まったな」という言葉がなぜか上位に。。
コトの始まりは、羽後町出身で、東京に勤めている青年が
地元・羽後町の風景をバックにアニメ系美少女を描くのを発案したこと。
ふるさとがどんどんさびれていくのを何とかしたいという思いと
アニメ好きだったことを合体させた、というごく単純な思いつきだったのですが、
最初は地元の困惑もあったものの、
これが全国の若者の間で火がつき、
観光バスをチャーターして、大挙おしかけるようにまでなったという。。。
コスプレをした人たちが村をねり歩く場面を見て、
アニメの舞台になった鷲宮神社に
「聖地巡礼」と称して作品のファンが
初詣などに行くようになったことを思い出しました。
元ネタのアニメを見たことがないのに、
何でそんなことを知っているのかというと、
某格闘家のブログで鷲宮神社におまいりに行き
嬉しそうに記念写真を撮ったり、
絵馬に「Dream出場」などと書いたりしたのを見たからです。
番組ではすっかりリピーターになり、美少女イラストの舞台だけでなく、
村のあちこち写真を撮りあるくまでになった
若者がとりあげられてましたが。
TVで見ていても、昔ながらの建物や、農村風景が素晴らしく、
何回もいきたくなるのは深くうなずけるものがあります。
(ひと昔前の“富良野ブーム”を思い出しました…)
そして、他県の同世代がやってきたり、風景に感動しているのをみて、
ずっと羽後町にいた若者も、
自分達の地元の良さに初めて気がつき、自信が持てるようになったと語る。。。
確かに、ずーーーっと住んでいると、
それが日常なので、珍しくもなんともない。
いいのか悪いのかなんて判断はつかないですよね。
これを見て、「人が動く」こと。
ついでに、まったく知らないものどうしが「交流する」ことは
とても大事だと気がつきました。
他人の目でやっと自分がわかるみたいな。。。
そういえば、発端は、羽後町に住んでいた青年が上京して、
故郷が気がかりになったことでしたね。
ゲストは河直美氏だったのですが、
http://www.kawasenaomi.com/ja/
番組であまり語られていなかった、というか軽くスルーされてた
「美少女キャラに違和感を感じていた
地元の中高年が、なぜ受け入れられるようになったのか」
ということを質問していました。
ブログを書いたりとか、発信する側になってわかることですが、
たとえば「○○つまんね~」と思ったりしても
それをストレートに書くのは、抵抗があります。
一番言いたいことと、自分にとって大事なこと。
それは書かれない、というか書けないということが結構多い。
それらしくにおわして「行間を読んでください」と祈るしかない。
河さん、さすが作り手だなあ…
そして、そんな鋭い質問に対し、
番組で数分写っていた
「地元の銀行員が理解を示し、あちこちにはたらきかけたから」
(商売になる上でのキーパーソン的な役割だった)
と即座に切り返す国谷裕子氏も立派です。
素晴らしいアイデアや作品があったとしても、
それを上手に世間に広める人がいて初めて流行する。
よくあることだ、本当によくある。。。。