インドのスパイス屋さんで買ってきた唐辛子の中の種を取っておいてこの春先に蒔いたものです。おそらくインド産の唐辛子だとは思うのですが、確かではありません。鷹の爪ほどの辛さはありませんが、甘みの少しあるチリです。
青い実と赤い実を収穫して瓶に詰めました。冷凍保存してその都度都度使うつもりです。インドのスパイスは加熱処理して乾燥していないので土に蒔くと芽を出すものが多いようです。季節を考慮して蒔き時期を選ぶと大きく実をつけてくれます。近年は高温が続くので特に大きく育ってくれたようです。これが一粒の種から育ったとは思えません。
青い生のチリはその生臭さがたまりません。タンドリーチキンを作るときにほかのスパイスと一緒に潰して使います。赤いチリは干したのちに細砕して、その中に熱したサラダ油を注いでラー油を作ります。その時ねぎを入れると香りのよいラー油ができます。そのほか、乾燥したものと生のものを使い分けてレシピに生かすと料理の幅が大きく広がります。工夫して使っていい味が演出できると楽しいですよ。