今年のTulsiは少し変だ。もう10月だというのに益々大きく枝を張り出しています。毎朝ハーブティーを入れるために5-6本枝を切っているのに全体の大きさが変わらないのです。一日経つと元の大きさに戻っているのです。一日の内に切った枝の分だけ増えているというわけです。
この写真は去年のものです。上のように地面から茎が伸びて花を咲かせて種を付けてしばらくすると枯れるのだけれど。今年は花の下(葉の上で)で切って切っても、さらにそこから枝を伸ばして花をつけるのです。(花の部分をハーブティーにします)
これは今年のTulsiで上から撮ったところなので背の高さはよくわからないのだけれど測ってみると75㎝ありました。通常Tulsiの背丈は1-2フィートと言われているので、少し大きいようです。葉の色も勢いも少しあるように見えます。
Tulsiだけを見ているとハーブの栽培はどれもうまくいっているように思われるでしょうが、アップルミントやベルガモットは鉢の上から消えてなくなってしまいました。根だけでなく、茎や葉も溶けたように消えたのです。今元気なのは、レモングラス、ローズマリー。ローズマリーは匍匐性のものは元気がありませんが。インドのレッドペッパーは元気です。この分だと3年分の量が採れそうな勢いです。イングリッシュラベンダー、ナツメグゼラニウムはほとんど瀕死状態です。
この暑さで植物の生育状態が随分と変わってきました。昨年の(このブログでこの前にご紹介した)コリアンダーもそうですが、異常な状態です。
(こういった激動の時代は、考え方を変えれば、いろんな方面において、好機です。少し頭を働かせれば幸運が舞い込んでくるチャンスでもありますが。)
お話は変わりますが、最近 ”食後血糖値” という言葉が目立つようです。血糖値が上がると活性酸素がそれにつれてふえてきます。両者が結託して血管壁を痛めつけるということで ”食後血糖値” に注目が集まっているのでしょう。この活性酸素を減らす抗酸化物質を多く含んでいるのがハーブです。食事中にハーブティーを飲むのはこのためです。
ご飯の中に雑穀を入れるのも、パンの中にライムギや全粒粉を入れるのも ”食後血糖値” を急激に上げず、それにつれて出てくる活性酸素の量を抑えるためです。ゆっくりと血糖値を挙げて、ゆっくりと活性酸素を消費するのが上手な食事のとり方です。そのために植物繊維をとるわけです。果物を食べてもその中に含まれている砂糖の量ほどに血糖値が上がらないのは果物に含まれている繊維のせいです。
春先にはレモンバームを、夏から秋にかけてはtulsiを、冬には夏に育てておいたレモングラスをハーブティーとして飲んでいます。参考になれば試してみてください。
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