ウオッカ ( Vodka )
あまりお酒の飲めない私がウオッカについて述べることには不安があります。十分にウオッカの魅力が伝えられるだろうかという不安です。しかし思い切って書こうと思いました。それ程にウオッカは魅力ある飲み物です。どこにそんな魅力があるのと思われるかもしれませんが。そのことは読む内に、おいおいお分かりになるだろうと思います。
1984年9月のGorumet誌から、6レシピを引用しました。ウオッカを使った飲み物は、いろんなメディアが取り上げていますが、その中からアメリカの雑誌を選びました。
左からウオッカ・ザ・グレイプ、ウオッカ・サンライズ・フィズ、ウオッカ・ギムレット・トニックが並んでいます。きれいでしょ? 素材が持っている「色」をこんなにもきれいに、自然のままに受け入れてくれる素材(ベースのアルコール)はなかなかありません。
ウオッカのいわれなどご託を並べずに “ ウオッカ・ザ・グレイプ ” の作り方に入っていきましょう。
1.ウオッカ・ザ・グレイプ;
材料;
ウオッカ 1.5オンス※
グレイプジュース 3オンス
ライムジュース 1/2 ts
トニックウオーター 好みの量
飾り切りをしたグリーングレ-プ 1個
※ カクテルを作る時に使う計量カップ(ジガー:jigger )一杯分は1.5オンスあり、42 ml に相当します。
作り方;
グラスに氷を入れて、そこに混ぜたウオッカを注ぎ込む。切り込みを入れたグリーングレープをグラスの淵に挟み入れる。
トニックウオーターを50 ml入れて、氷が少しばかり溶けたとして、ウオッカは全体量の25%。 飲めばワイン並みのアルコールが胃の中に流れ込みます。
ライムの酸味と鋭く鼻をつくライムの香、トニックが食道をジュワジュワと刺激しながら胃袋まで通り過ぎていく。
鼻に抜ける様々な香。葡萄の果汁がアルコールと一緒に胃の粘膜を刺激し、アルコール相当量以上にアルコールが感じられる。快い酔いがじんわりと体に沁み至る快さ。ウオッカってなんでこんなにも美味しいんだろう。(って思いません?)
トニックウオーターには果汁の香りをつけたもの等、多種類があります。自分に合ったものを探すのも一興です。