70代主婦の糖尿病日記~付録として京都つれづれ~

高齢に達した70代主婦が糖尿病に!
悪戦苦闘の毎日を、京都四季折々と共に記します

糖尿病には、最初自覚症状が無い

2017-10-02 15:50:47 | 日記
この間、左脚のすねの所に、切り傷ができまして、なかなか治らずちょっと心配しました。
多分、夜間知らぬ間に、掻き破ったのでしょう。

なんでこんな傷に、心配するのか、というと、
皆さんはよく
「糖尿病で、足を切断せざるを得なくなった」
などという話をきかれると思います。実際に、年間一万人の患者さんたちが、脚切断をせざるを得ません。
これは

糖尿病性神経 障害

によるものなのです。

実際に、私のような傷ぐらいでは、切断と言うことは無いのですが、
糖尿病患者の中でも、HbA1cが高いまま放って置くと、神経障害が起こり、先端の毛細血管の神経が侵されるからなのです。

一番侵されるのが、やはり足でして、特に足の裏などに傷が出来ても、本人は気付かず、又手当てもせず放って置くと、やがてそれが段々化膿し壊疽になり、そこまでいくともう切断に至らざるを得なくなります。

なぜ切断まで放って置いたのか・・・と知らない人は思いますが、
糖尿病って、これと言った自覚症状がないのが特徴だからです。
まず毎年血液検査をしなければ、自分が糖尿病かどうかすら分りません。

特に、自由業、主婦、一人暮らしの孤独な方、、、それらは注意しなければなりません。

又、糖尿病は長い年月にかかって、段々進行し、網膜を侵し、腎臓、血管障害、その他色々悪さをしていくのですが、これといった痛みが最初にあるわけではないので、医師から
「血糖値がちょっと高いですよ」
と忠告されても、そのまんまになってしまうことが多いのです。

じわじわとくる厄介な病、沈黙の病・・・・・・。
本当に、怖いですね。
己が健康だと過信は禁物ですよ。