70代主婦の糖尿病日記~付録として京都つれづれ~

高齢に達した70代主婦が糖尿病に!
悪戦苦闘の毎日を、京都四季折々と共に記します

以前、アメリカ人は糖尿病にはなりにくい、という嘘

2017-10-13 14:10:47 | 日記

ほんの10年ほど前まで、欧米人は太っても糖尿病にはならない、と日本人及び、哀しいことに日本人医師でさえ、そう信じていた。

けれども、今の惨状はどうか?
アメリカ人の一億人が、糖尿病者か予備軍だと言われている。

日本人のLサイズは、あちらではMかSサイズである。
私が昔住んでいた時には、私のサイズは、ジュニア・サイズだった!
よって、余程太らなければ、アメリカ人は糖尿病にはなりにくいのだ、と私も信じていた。

けれども、結果は酷いものになっていた。

アメリカに住んでいたころ、日本人家庭では、「アメリカのケーキは甘すぎて、食べられたものじゃない」というのがもっぱらだった。その頃から、相当甘かったのだ。
けれども我々は、「太るのは、糖質ではなくて、脂質のせい」という信仰?のようなものを持っていて、ひたすらコレステロールのことしか考えなかったし、今ほど、医療費も高くはなかった。

けれども、今現在、アメリカ人たちは、医療費で破産するという。確かに、盲腸ぐらいで100万円もしたら、私のような病弱な人間は、医療費が払えないので病院には軽々しく行けないだろう。

ところで、アメリカでは、インシュリンの価格が、32倍に高騰し、低所得な方々はとても払えないという。
不思議なのは、日本では現在、余りインシュリンは使わない。
それよりも、新薬がぞくぞく出ているので、経口薬を使っている人が断然多い。私もそうだ。
現在は、テネリアとセイブルという別種の薬を併用している。

けれどもアメリカでは、そのような新薬を認めていないのだという。
それはなぜか?

それは、アメリカでは、医療は福祉ではなく、金儲けになっているのだ!

政府をひたすら信じていた彼らにとって、どんなに医療がおかしかろうと、視野が狭いので仕方ないとはいえ、脂質よりもこれからは糖質を控えて欲しい・・・と思わざるを得ない。

政治の歪みとは、こんな所にまできているのだ。日本も、他山の石にはならないように気をつけたいものだ。