70代主婦の糖尿病日記~付録として京都つれづれ~

高齢に達した70代主婦が糖尿病に!
悪戦苦闘の毎日を、京都四季折々と共に記します

糖尿病とストレスの関係

2017-10-04 13:48:41 | 日記


糖尿病とストレスと言えば、何の関係もないように感じるが、やはりそれは大いに関係があると思う。

最近、私は元来わずらっていた鬱病が酷くなってしまったのだが、やはりそれは糖尿病と関係があると感じる。
というか、糖尿だからストレスが強くなったのか、それともストレスがあったから糖尿病が酷くなったのか、、、それは丁度鶏と卵の関係と似ている。

今年になって、急激に悪くなった私の糖尿病・・・。
前にも書いたが、それは暴飲暴食のせいではない。けれども、ストレスで御菓子を食べていたのは確かだ。
だからと言って、ストレスそのものが解決したのではないが。

その後、「糖尿病教育入院」とやらを2週間体験し、それがかなりのストレスとして加わった。

今時、大腸ガンの手術でも、8日ほどで退院できる世の中なのに、この「教育入院」とやらは、
約2週間もあり、その間、家に帰る事も出来ない。こんなのは、日本だけなのだ。

私自身は、この入院生活が物凄くストレスだった。
プライバシーの無い生活に、時間が決められた食事・・・それも、ダイニングにたった一人か二人の味気ない食事、寂しい夜半。
誰も訪ねて来ない入院生活で募るのは孤独と不安だけ、そして理不尽さ。

加えて、リハビリというのがこれまたきつくて、そこに居るスタッフの言葉は、患者に対する親切さはゼロ。ほとんどジジ ババの集まりである患者たちに嫌味の数々を浴びせられ、およそ、医療従事者とは程遠い。

私は、少し頑張りすぎたと思う。
もともと「微笑み鬱病」で、周りには苦しいと言わず、何を言われてもニッコリとしか出来ない(むかつくのに)自分の性格を呪ったものだ。

退院しても、食事のことやら、血糖値を測ったり(インシュリン注射の無い人は測らなくてもいいのだが)している内に、夢にまで出てくるようになり、頭の中は「糖尿病」のことばっかり!

その内に楽しいことも楽しくなくなり、何をやっても辛くなり、涙が出てくるようになった。
特に、午前中に出かけることが非常に苦痛になり、、、でも顔は笑っているのだから、他人には健康そうに見えてしまう。

けれども、身体は正直で、遂に家に引きこもるようになった。
毎度医者は「歩け 歩け」の大合唱。私は、外に出るのも嫌になった。
その内に、足のアキレス腱に炎症を起こし、遂にドクターストップ。

今は燃え尽きてしまい、火事すらおぼつかなくなっているような状態。

何事も、過ぎたるはなお及ばざるが如し」と言うが、その通りだ。
糖尿病の患者さん達、及び他の病気の人達も、余り頑張りすぎては、心を壊してしまいますよ。
気をつけてね。