休日に息子と単車で出かけました。
日本のウユニ塩湖と言われているらしい田辺市の天神崎へ
日本の〇〇系は行ってみると微妙なことが多いですが、どうでしょうか。
その後も北上して煙樹ヶ浜で海を見ていました。
一息ついたころに休日の浜に響く大きな声と共に彼はやってきた。
「カッコいいバイクですね~」とかなんとかと。西中島で歯医者をして25年の私は驚かないが、初めて西洋人を見た種子島の人の様に息子は驚いたようでした。
私は振り返らず愛想無しにしていると、彼は気付くと横に立っていました。
ピチピチの黄色Tシャツに巨乳!そっち系の人かと思い驚いたのだが、冷静に見ると巨乳だがボディビルダーの様だった。
そう思ったのを恥ずかしく思ったのか「身体鍛えてるんですね」と言ってしまった。
そこから巨乳ビルダーの話は始まった。
彼は活舌が悪いのか、飲酒しているのか半分ほどしか聞き取れなかったが、話の内容は単車をカスタムして楽しんでいたが、姉が信仰する九州のキリスト教系教会の牧師?神父?に説得されて単車を売却してその後ボディビルに目覚めたらしい。
いつのまにか私の正面に立ってポージングを交えながら話していた巨乳ビルダーに私は伝えた。「海を静かに見たいので、もういいですか」
彼はまだベンチプレスでどうと言いそうになっていたが、正気を取り戻したのか去って行った。去り際に「Youtubeもやってるので見てください」とも。
検索は「和歌山 黄色ピチT 巨乳ビルダー」だろうか。
私を見捨て素早くその場を離れていた薄情者(息子)が帰ってきた。
その後、ヨハネス・クヌッセン機関長顕彰碑 、胸像を見に行った。
荒れる深夜の海に見知らぬ日本人のために救助に向かったクヌッセンさんの話に感動していたようだが、巨乳ビルダーから素早く退避した自分と比べどう思ったのかは聞かなかった。
私は親なので見捨てないとも言わなかったが。
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