歯の違和感を訴えて来院された患者さん
症状の有る歯を見ると冠が装着した神経の治療済みの歯。
レントゲンでは明確な病状の画像は見られない感じ。
初期にはレントゲン上の変化が顕著でないこと、歯根破折の可能性もあるかもと伝えた。
メタルコアまで除去してみると頬側に歯頚部から根尖に向かって破折線がありました。
患者さんには次の予約で抜歯と伝えました。
メタルコアの先端部から破折していました。
歯根破折すると咬合時の違和感・痛み、当該歯肉部の発赤等の症状
根尖(歯根の先端部分)が破折しているのは私は見たことが無いです。
大きなメタルコアの先端部分に長年力がかかって破折しているのではないでしょうか。
完全に真っ二つになると症状は軽減するようです。
歯根と弾性率が近いファイバーコアが近年保険適用になりました。
歯を失う確率が高い歯根破折は少なくなるのでしょうか。
週末に淀川区の歯医者の会合で梅田方面へ
淀川区内ですればよいのにと少しだけ思う。
梅田の雑踏を避けて中崎町から向かいました。